【精神科のオンライン診療】急な予約でも安心の受診ステップを徹底解説

監修者紹介
別府拓紀
大学病院、精神科病院、専属産業医などを経て現在精神科病院で地域の精神科医療に従事
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別府拓紀
大学病院、精神科病院、専属産業医などを経て現在精神科病院で地域の精神科医療に従事
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「夜眠れない」「気が付くと涙が出る」「このままじゃ仕事に行けないかも…」と感じていませんか?理由もわからず気持ちが沈んでしまい、今すぐ誰かに相談したいと思うことは、めずらしいことではありません。

また「急に予約をして、診てもらえるクリニックなんてある?」「オンライン診療の流れがわからない」と不安な方も多いでしょう。

本記事では、急な予約に対応している精神科のオンライン診療について、今すぐに受診できるクリニックの探し方や、対応している症状、処方できる薬、受診までのステップを分かりやすく解説します。

今辛さを感じているあなたが、少しでも早く安心できるように、オンライン診療という選択肢をご案内します。



急な予約にオンライン診療が選ばれる理由

急な予約にオンライン診療が選ばれる理由

今日か明日にでも受診したい場合でも、オンライン診療なら、相談できる体制が整っています。ここでは、急な予約にオンライン診療が選ばれる4つの理由を紹介します。


24時間いつでも予約が可能

オンライン診療の大きな魅力は、時間にとらわれず予約ができる点です。多くのオンライン診療サービスでは、スマートフォンやパソコンから24時間対応しており、土日や深夜、早朝でも自分のタイミングで予約ができます。

とくに、精神的につらいときは、今すぐ誰かに相談したいと感じるものです。そんなとき、空き時間を見つけて、すぐに予約ができるのは非常に安心でしょう。

いつでも予約ができる環境が整っているからこそ「今すぐ話をきいてほしい」という差し迫った思いにも応えられるのです。


通院時間、待ち時間の削減

病院までの移動や受付、待合室の待機時間は、体調が悪いときは負担が大きくなります。

オンライン診療なら自宅や職場など、場所を選ばずに受診ができ、時間のロスを最小限に抑えられます。

忙しいスケジュールの中でも、診察までの一歩が早く踏み出せるからこそ、急な不調に対してもすばやく対処が可能なのです。


近くに病院がなくても受診可能

近所に精神科や診療内科がない、または診療時間に間に合わないという悩みも、オンライン診療なら解消できます。インターネットの環境さえあれば自宅はもちろん、外出先からでも診察が受けられます。

全国のオンライン診療に対応したクリニックから、自分に合ったクリニックを選べるため、時間と場所の制約がなくなります。とくに、今すぐ診てもらいたいとき「今日は無理かも」と諦める必要がないのは、非常に安心です。距離を超えて診察が受けられることが、急ぎの受診にもつながります。


誰にも知られず、プライバシーを守って受診可能

精神的な不調を、家族や職場で知られたくないと感じる方も少なくありません。オンライン診療なら、通院の必要がないため、誰にも知られず自分のタイミングで相談ができます。

自宅でイヤホンを使って受診すれば、家族や同僚に知られる心配もありません。デリケートな悩みを安心して相談できる環境が整っているため「今すぐにでも誰かに話を聞いてほしい」という気持ちに対して、一歩踏み出しやすくなるのです。


急な予約にオンライン診療が選ばれる理由 まとめ




急な予約でかかるオンライン診療で対応可能な症状・処方される薬

急な予約でかかるオンライン診療で対応可能な症状・処方される薬

「今すぐに予約をしたい」と思ったときに、オンライン診療でも受診できる症状なのかどうか、気になるポイントです。ここでは、対応可能な症状と処方されやすい薬について説明します。


対応できる主な症状

精神科のオンライン診療では、以下のような症状に対応しています。

・うつ病:気分の落ち込み、やる気が出ない、涙が止まらない

・不安障害:漠然とした不安、緊張、落ち着かない

・不眠症:寝つきが悪い、夜中に目が覚める、ぐっすり眠れない

・その他のストレス性の症状:人と関わるのがしんどい、食欲がない

「夜眠れない」「涙が止まらない」「息苦しい」といった状態は、日常生活や仕事にも影響をおよぼしやすいため、早めの相談が重要です。

対面での受診が難しい状況でも、自宅などから相談できる安心感がオンライン診療の大きな魅力です。


対応できる主な症状 まとめ



処方される代表的な薬

オンライン診療でも、症状に合わせて薬の処方を受けることができます。代表的な薬は以下のとおりです。

・睡眠障害治療薬(ロゼレム、デエビゴなど)

→睡眠リズムを整える、自然な眠りを誘導する作用がある薬です。

・抗不安薬(ソラナックス、リーゼなど)

→緊張や不安をやわらげる作用がある薬です。

・抗うつ薬(パキシルなど)

→気分の落ち込みや意欲の低下を改善する作用がある薬です。

薬の種類や処方は、診察の結果によって医師が判断します。

また、初診では処方ができない薬もあるほか、厚生労働省のルールにより初回処方は7日分までと言う制限があります。


処方される代表的な薬 まとめ




急な予約をしてオンライン診療を受けるまでの5ステップ

急な予約をしてオンライン診療を受けるまでの5ステップ

「今すぐに診てもらいたいけど、どうすればいいのかわからない」という方でも、オンライン診療の流れをあらかじめ知っておくと安心です。

ここでは、予約から診察、薬の受け取りまでの一連の流れを5つのステップに分けて解説します。


①対応クリニックを検索

まずはオンライン診療に対応している精神科、心療内科のクリニックを探しましょう。「オンライン心療 精神科 急な予約」などで調べると、当日予約が可能なクリニックが見つかりやすくなります。

初診に対応しているか、診療時間、アプリの有無なども確認ポイントです。最近は診療予約ができる専門サイトやアプリなども充実しており、空き状況を見ながら予約まで完了できます。自分の症状に合ったクリニックを見つけるのが第一歩です。

エニキュアは初診でも当日受診が可能です。


②問診や保険証、アプリなどの事前準備

予約後は、診察に必要な準備を整えます。多くのクリニックでは、事前にWeb問診の入力や保険証のアップロードが求められます。診療には、LINEや専用アプリ、Zoomなどさまざまですが、ほとんどがスマートフォン1つでOKです。

診察中に症状をスムーズに伝えるために、気になることをメモしておくと安心です。安定した通信環境がある静かな場所で受診できるよう、周囲の環境を整えることも大切です。


③医師とのビデオ通話でオンライン診療

診察は予約時間になると、ビデオ通話で医師とつながります。対面と同様に、症状や困っていることを丁寧に伝えることで、適切なアドバイスや治療方針を提案してもらえます。

精神科の診療では、生活リズム、ストレスの有無、睡眠状況などが大切な判断材料になる場合があります。落ち着いて、自分の状況、感じていることを伝えてみて下さい。

診察時間は10分〜15分程度が一般的です。質問や不安なことがあれば、遠慮せずに確認してしておくと安心です。


④支払い

診察が終わったら、費用の支払いに進みます。オンライン診療の多くは、キャッシュレス決済に対応しており、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などが使えます。

費用の目安は、保険診療であれば、1500円〜3000円前後。別途システム管理料が加算される場合もあるため、事前にクリニックの案内を確認しておきましょう。


⑤薬の受け取り

診察の結果、医師が処方を行う場合は「薬局での受け取り」または「自宅配送」のどちらかを選べます。

体調が優れない場合は、自宅配送を選ぶことで外出せずに済みますが、配達に数日かかることもあるため、希望があれば事前に医師や薬局へ伝えておくとスムーズです。いずれも、自分の都合に合わせた方法を選べます。


急な予約をしてオンライン診療を受けるまでの5ステップ まとめ




まとめ

まとめ

急な体調の変化で「今すぐに診てほしい」と思ったとき、オンライン診療は心強い選択肢です。スマートフォン1つで予約から診察、薬の受け取りまでが完結するため、通院の手間や周囲の目を気にせず、安心して受診ができます。

「オンライン診療の流れがわからない」と感じていた方も、この記事でステップが見えたことで、一歩踏み出しやすくなったのではないでしょうか。

不安な気持ちを抱えたままにせず、オンライン診療という選択肢を活用してみてください。

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