精神科のオンライン診療は何回通院すればいい?受診を迷っている人へ詳しく解説

監修者紹介
別府拓紀
大学病院、精神科病院、専属産業医などを経て現在精神科病院で地域の精神科医療に従事
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別府拓紀
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精神的な不調に悩んでいるものの、通院する勇気が出ない、またはどれくらいの頻度で受診すればよいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。精神科への受診をためらっている方にとって、オンライン診療はとても便利で、負担を軽減して医師に相談できる1つの手段となります。しかし、どれくらいの頻度で通院する必要があるのか、またオンライン診療の具体的なメリットについては、あまり理解されていないことが多いです。

このような悩みを解消するために、精神科オンライン診療での適切な通院回数や治療期間について、記事で詳しく解説します。精神的な不調で困っている方にとって、心の健康を守るための参考にしていただければ幸いです。


精神科オンライン診療で適切な通院回数は?

精神科オンライン診療で適切な通院回数は?

精神科のオンライン診療において、通院回数は一律ではありません。治療の内容や個々の症状に応じて異なりますが、基本的な目安として以下の通院頻度が考えられます。


初期の段階では週1回が一般的

精神的な不調や疾患が初期の段階では、症状の改善に向けて積極的に治療をおこなうことが重要です。この時期では、薬物療法やカウンセリングが中心となることが多く、症状の変化に応じて医師が調整をおこないます。

そのため、オンライン診療でも最初の数週間から数ヶ月間は、週に1回程度の頻度で通院することが推奨されます。治療の初期段階では、症状を安定させるために医師との頻繁な連携が必要です。

また、この段階では精神的なケアだけでなく、生活習慣やストレスの管理などについても相談しやすい時期です。オンライン診療なら自宅から気軽に受診できるため、心理的な負担を最小限に抑えた状態で治療に専念できるでしょう。


症状が安定してきた場合は月1回程度の通院が可能

治療が進むにつれて症状が安定し、改善の兆しが見えてくると、通院の頻度を減らせることがあります。症状が落ち着いてきた段階では、医師とのやり取りを月に1回程度に減らしても問題ないことが多いです。この場合の診察内容は、薬の処方や生活習慣のチェック・今後の治療方針の確認が中心となるでしょう。

症状が安定してきたタイミングで、オンライン診療を月1回の頻度で利用しながら維持することが可能です。自分のペースで治療を続けられるため、通院の負担を大きく減らすことができます。


休職中や症状が不安定な場合は月1回から2回の通院

休職中など、精神的に不安定な状況にある場合、月1回から2回の通院が必要になるでしょう。この期間は、治療に加えて必要書類の申請が求められることがあります。仕事の復帰に向けた支援や書類作成などが必要な場合、診察を頻繁に受けることで、必要な書類をタイムリーに取得することが可能です。

この場合も、オンライン診療の便利さを最大限に活かすことができます。自宅や職場近くで診察を受けることができるため、通院による時間的・経済的な負担を軽減しつつ、治療を継続できるはずです。


通院回数は医師の判断に基づく

対面診療・オンライン診療どちらにおいても、通院回数の決定は医師の判断が最も重要です。個々の症状や状態に応じて最適な通院頻度を医師が提案しますが、もし通院が難しい場合は、事前にその旨を医師に伝えておくとよいですよ。

エニキュアでは、医師があなたの状況に合わせた治療計画を立てています。オープンに話すことで、無理なく治療を進めることができます。気になることがあれば、何でもおっしゃってくださいね。


一般的な精神疾患の治療期間

精神疾患の治療期間は、疾患の種類や重症度・治療への反応などによって大きく異なります。ここでは、以下のような代表的な疾患について、一般的な治療期間を参考として挙げてみましょう。

パニック障害

パニック障害は、症状が安定するまでに数ヶ月の治療が必要とされています。薬物療法とカウンセリングを組み合わせることで、症状を軽減することができます。

不安障害

不安障害の場合、症状が改善するまでに数ヶ月から1年程度の期間がかかることが多いです。不安や緊張を和らげるための治療やカウンセリングを受けながら、少しずつ症状を軽減させていきます。

うつ病

うつ病も、治療をはじめてから1年ほどの期間が必要になることが一般的です。治療初期は症状が改善するまで少し時間がかかる場合もありますが、適切な薬物療法やカウンセリングを受けることで、徐々に回復に向かいます。

再発予防も含めると、長期間の治療が求められることもあります。

これらはあくまでも一般的な期間であり、実際の治療期間は人それぞれ異なります。治療期間については、症状が改善するまで焦らずに治療を続けることが大切です。早期に治療を受けることで、長期的な治療が必要になる前に回復することが可能です。


精神科オンライン診療で適切な通院回数 まとめ




精神疾患かどうかわからない人もオンライン診療で診察できます

精神疾患かどうかわからない人もオンライン診療で診察できます

自分が精神疾患かどうかを判断するのは難しいですよね。エニキュアでは、精神疾患かもしれないと悩んでいる方でもオンライン診療を受けることができます。

以下のような悩みが続いていませんか?

・不安や抑うつが続く

・夜眠れない

・過食または食欲がなくなった

・朝起きれない

・仕事や学校に行くのが辛い

・自分には価値がないと思う

これらの症状が続く場合、精神的な疾患が原因であることが多いです。症状が軽度でも、放置しておくと悪化する可能性があります。オンライン診療を受けることで、問題に早めに対処でき、症状の悪化を防ぐことができるかもしれません。



エニキュアで受診するメリット

エニキュアで受診するメリット

エニキュアを受診することで、以下のようなメリットを受けられるでしょう。


すきま時間でも受診できる

エニキュアでは、朝から夜遅くまで診療しているため、仕事や家事・勉強などで忙しくてもすきま時間に診察を受けられます。スマートフォンと通信環境さえあれば受診ができるので、自宅からリラックスした状態で医師に相談でき、心理的な負担が軽減されますよ。

薬を受け取りにいく手間がなく便利

薬を自宅に配送してくれるため、薬局に足を運ぶ手間が省け、必要なときに手軽に薬を受け取ることができます。

自分にあった医師を選べる

エニキュアでは、自分に合いそうな医師の診察を受けることができます。相談しやすい医師を選べるため、治療に対する信頼感が高まり、治療を続けやすくなるでしょう。


エニキュアで受診するメリット まとめ




通院中に続けたい自分でできるメンタルケア

通院中に続けたい自分でできるメンタルケア

精神科の治療を受けながら、自分でできるメンタルケアも大切です。以下の習慣を取り入れることで、治療の効果を最大限に引き出すことが期待できます。


規則正しい生活を送る

健康的な生活習慣が心の健康に大きな影響を与えます。毎日同じ時間に起き、寝ることで、心身のバランスを保つことができます。


適度な運動をする

運動はストレスを解消し、心身をリフレッシュする方法です。軽いウォーキングやヨガなど、無理なくできる運動を続けることが心の健康によい影響を与えます。


ストレス解消方法を身につける

ストレスを溜め込まないよう、リラックス法や趣味の時間を持つことも大切です。自分がリラックスできる方法を見つけて、日常に取り入れましょう。


通院中に続けたい自分でできるメンタルケア まとめ




まとめ 辛いときはためらわずに受診しましょう

まとめ 辛いときはためらわずに受診しましょう

精神的に辛いとき、受診をためらう気持ちもあるかもしれませんが、早期に適切な治療を受けることが重要です。辛いときは、我慢せずに相談してくださいね。エニキュアなら、自宅にいながら診察を受けることができ、心理的な負担を軽減できます。自分に合った方法で治療を続けることが、回復への近道です。あなたからのご相談をお待ちしております。

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