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仕事や学校の悩み、もしかしてASDが原因かも? 治療法やオンライン診療のメリットについて解説
仕事や学校が原因で、生きづらさを感じていませんか?仕事や学校生活で感じる違和感や困難さの背景に、ASD(自閉症スペクトラム障害)が潜んでいる可能性があります。
ASDは、コミュニケーションや社会性の面で特徴的な傾向を示す発達障害の1つです。
多くの人が気づかないまま大人になることもあり、日常生活でのさまざまな困難さの原因となることがあります。
この記事では、ASDの特性やオンライン診療で治療を受けるメリットについて解説します。1人で抱え込まず、私たちを頼ることも大切です。
ASD(自閉症スペクトラム障害)とは?

ASD(自閉症スペクトラム障害)とは、社会的コミュニケーションや人間関係を築くことの困難さ、興味や行動の偏りなどを特徴とする発達障害です。症状や程度は、個人によって大きく異なります。
ASDの人々は、独特の認知スタイルや感覚の特性を持っており、これらが日常生活にさまざまな影響を与えることがあります。
職場や学校で感じる「違和感」はASDと関係しているかも
職場や学校で感じる「違和感」は、ASDの特性と関連している可能性があります。たとえば、こんな経験はありませんか?
・同僚や友達とのコミュニケーションに難しさを感じる
・暗黙のルールがわからない
・特定の物事に過度に集中してしまう
これらの違和感は、ASDの人々が持つ独特の認知スタイルや感覚の特性から生じているかもしれません。
ASDはときとして生きづらさを感じるものです。しかし、これらの特性を理解し適切な対応をおこなうことで、ASDの人々の強みを活かし、より快適に過ごすことができるようになるでしょう。
ASDの特徴的な症状と日常生活への影響
社会的コミュニケーションの困難さは、チームワークを必要とする場面で課題となることがあります。また、興味の偏りや1つの物事に集中しすぎてしまう行動は、時間管理や柔軟な対応が求められる状況では苦労してしまうかもしれません。
一方で、ASDの特性は強みにもなり得ます。興味のあることへの深い知識と集中力・誠実さが、適切な環境下で大きな利点となることがあります。ASDの症状や特性を理解することは、自己理解を深め、適切な支援を受けるために必要不可欠です。
もし自分や友達、家族がASDかもしれないと感じたら、早めに相談することをおすすめします。
オンライン診療エニキュア

ASDの方が直面する二次的な問題

ASDは、周囲から理解してもらいにくいことが多いです。適切な環境でないと、人間関係がうまくいかなかったり失敗が多くなったりとストレスが溜まりがちになる可能性があります。
その背景から、ASDの患者さまはうつ病や適応障害などの二次的な問題に陥りやすいと言われています。
ご自身や大切な友達・家族にASDが疑われる場合は、問題に直面する前に早めにケアすることをおすすめします。
うつ病
ASDの患者さまは、コミュニケーションをとることが苦手なことや、環境への適応の難しさから、自己肯定感を失いやすくなっています。とくに「一生懸命やっているのにうまくいかない」という状況が続くと自信をなくしてしまい、うつ症状に繋がることがあるのです。
うつ病の治療には、考え方のくせを改善するカウンセリングや、症状を和らげる薬での治療がおこなわれます。
適応障害
適応障害とは、新しい環境や変化などのストレスに対して、上手に適応できないことで生じる不調です。不安や抑うつ・不眠などうつ病に似た症状がみられます。
ASDの患者さまは見通しがつかないことによりストレスを感じやすく、環境の変化で不安定になりやすい人は少なくありません。このため、日常生活や学校生活でのストレスが蓄積し、適応障害を引き起こすことが多いのです。
適応障害は不登校やひきこもりといった行動に発展する可能性がありますが、適切にケアすることで改善が期待されます。
不安障害
ASDの患者さまは、社会的状況や環境の変化に対して強い不安を感じることがあります。この不安は、自己評価の低下や他者との関係構築の困難さから生じることが多く、結果として不安障害を併発することにつながります。

ASDは早期発見が重要

ASDの早期発見と診断は、適切な支援や治療を受けるうえで非常に重要です。早期に診断を受けることで、その人にあった治療をすすめることができ、より快適な生活を送ることができるでしょう。
しかし、ASDの診断プロセスは複雑で、専門的な知識と経験を持つ医師による慎重な評価が必要です。
また、大人になってからASDの診断を受ける人も増えています。これは、ASDの認知が広まったことが要因に考えられます
医師に正しく診断してもらいましょう
ASDの症状はほかの精神疾患や発達障害と似ていることがあるため、ASDの診断には、高度な専門知識と経験を持つ医師が必要です。精神科オンライン診療のエニキュアでは経験豊富な医師が多数在籍しているので、安心して治療を受けられますよ。
ASDではどんな治療がある?

ASDの診断とその後のサポートは、個人の生活の質を大きく向上させる可能性をもっています。適切な診断と支援を通じて、ASDの特性を持つ人々が自身の強みを活かし、充実した人生を送ることができるでしょう。
1人ひとりに合ったアプローチ
ASDそのものを「治す」ことはできませんが、適切な治療や支援によって、症状の改善や生活の質の向上を図ることができます。治療の目標は、社会的コミュニケーション能力の向上、行動上の課題の改善、日常生活スキルの獲得などが中心となります。
医師による診察
ASDについての正確な情報を本人や家族にお伝えし、自己理解や周囲の理解を深めます。医師と会話するだけでも心が軽くなるはずです。
うつ症状や不安が強い場合には薬での治療
ASDそのものを直接治療する薬はありません。ASDによる生きづらさでうつ症状や強い不安を抱えることがあります。その場合には薬での治療がおこなわれ、苦痛を緩和させます。
これらのサポートは、1人ひとりの希望や年齢、生活環境に応じて適切に組み合わせておこなわれます。また、定期的な診察をおこないながら、長期的な視点で治療の計画を立てていくことが重要です。

エニキュアで治療を受けるメリット

ASDを治療する選択肢の1つとして挙げられるのが、精神科オンライン診療です。以下では、エニキュアで治療を受けるメリットについて解説します。
自分に合った治療方法を選ぶための参考にしてくださいね。
時間と場所を選ばない
オンライン診療では、自宅や職場など、快適に感じる環境で診察を受けることができます。これは、新しい環境に適応することが難しいASDの患者さまにとって大きなメリットです。
リラックスして診察に臨むことでより正確な症状の把握や効果的な治療計画の立案が可能になります。通院にかかる時間や労力を節約できるため、日常生活や仕事への影響を最小限に抑えることができますよ。
誰にも知られずに治療が受けられる
ASDの診断や治療に対し抵抗を感じる方にとっては、オンライン診療は理想的な選択肢となるでしょう。
エニキュアでは、予約から薬の配送まですべてがオンラインで完結するため、誰にも知られることなく診療を受けることができます。
診察から薬の受け取りまでの流れ
エニキュアでのオンライン診療の流れは以下のとおりです。
1.診察予約:最短3分で簡単に予約可能
2.オンライン診察:予約時間になったら、自宅からビデオ通話で診察
3.薬の配送:診察後、必要に応じて薬が自宅に配送される(最短翌日)
4.継続的なサポート:定期的な診察と状態のチェックで、治療効果を最大限に発揮する
エニキュアを利用することで、自宅にいながら専門的な診療と継続的なケアを受けることができます。

まとめ 経験豊富な医師に相談しましょう

ASDは、ほかの精神疾患の症状と似ていることもあり、診断が難しいです。知識と経験が豊富な精神科医に相談することで、生活をより快適なものにすることができるはずです。エニキュアでは、経験豊富な医師が在籍しています。辛いときはいつでもご相談くださいね。