- トップ
- 記事一覧
- 病気・症状の記事一覧
- 情緒不安定になるのはなぜ?精神疾患?原因や対処法について徹底解説
情緒不安定になるのはなぜ?精神疾患?原因や対処法について徹底解説
日々の生活の中で、理由もなくイライラしたり、突然涙がこぼれたりすることはありませんか?「もしかして私は情緒不安定なのでは?」と不安になる方もいるでしょう。情緒不安定は誰にでも起こりうるものですが、その背景には生活習慣やストレス、場合によっては精神疾患が隠れていることもあります。
この記事では、情緒不安定になる原因や考えられる病気についてわかりやすく解説します。つらい気持ちを1人で抱え込まず、必要に応じて適切なサポートを受けることが大切です。
情緒不安定になったときの特徴
情緒不安定になったときの代表的な特徴は、以下のとおりです。
些細なことでイライラする
情緒不安定になったとき、些細なことでイライラしやすくなることがあります。普段なら気にならないような小さな出来事に強く反応してしまい、自分でも驚くほど怒りっぽくなることがあるでしょう。
何事においても感情が揺さぶられ、精神的にも疲れてしまう人が多いです。
わけもなく涙が出る
とくに理由がないのに、涙が出てくることもあります。これは、感情のコントロールがうまくいかず、悲しみや不安が突然こみ上げてくるためです。
しかし、泣いてしまうことは決して悪いことではありません。泣くのを我慢することは体にもよくないので、泣きたいときは泣いても大丈夫ですよ。
気分の波が激しい
気分の浮き沈みが激しくなることも特徴の1つです。さっきまで元気だったのに急に落ち込んだり、逆に何もないのに過度にハイテンションになったりすることがあります。
これらの症状は誰にでも起こり得ることですが、長く続く場合や日常生活に支障をきたす場合は、何らかの精神疾患が隠れている可能性があるため、注意が必要です。
情緒不安定になる原因
情緒不安定になる原因はさまざまですが、主に以下の3つが挙げられます。
生活リズムの乱れ
不規則な睡眠や食事・疲労などが続くと、心と体のバランスが崩れやすくなります。とくに睡眠不足は脳の働きを低下させ、感情のコントロールが難しくなる原因の1つです。
ホルモンバランスの変化
ホルモンバランスの変化も、情緒不安定になる原因となります。とくに女性は、生理前や更年期にホルモンの分泌が大きく変動し、情緒が不安定になりやすいです。
男性も、年齢とともにホルモンの変化が起こり、イライラや不安を感じることがあります。
ストレス
人間関係の悩みや仕事のプレッシャー・家庭の問題など、日常生活にはさまざまなストレスが存在します。これらが積み重なると、精神的な負担が大きくなり、感情の起伏が激しくなることがあります。
とくに新学期や転職など、環境の変化が大きい時期には気づかないうちにストレスが強くかかってしまっていることがあり、注意が必要です。
これらの原因が複合的に重なり合うことで、情緒不安定が引き起こされることが多いと言えます。
考えられる精神疾患
情緒不安定が長く続く場合、何らかの精神疾患が関係している可能性も考えられます。ここでは、情緒不安定と関連が深い代表的な精神疾患について、詳しく解説します。
統合失調症
統合失調症は、現実と幻想の区別が難しくなる病気です。感情の起伏が激しくなったり、不安を強く感じたりすることが特徴です。初期段階では情緒不安定や社会的な引きこもりが見られることが多く、早めの対応が重要です。幻覚や妄想が生じることもあり、生活に大きな支障をきたします。
統合失調症の治療は、抗精神病薬を用いた薬での治療が中心です。さらに、心理教育や生活支援を組み合わせることで症状の改善を図ります。
パーソナリティ障害
パーソナリティ障害は、自分自身や人間関係に対する考え方や行動が極端になり、感情のコントロールが難しくなる病気です。とくに対人関係でのストレスを感じやすく、小さなことで感情が大きく揺れ動くことが特徴です。感情が安定せず、人間関係にトラブルを抱えやすくなります。
治療では、認知行動療法などのカウンセリングをおこない、感情のコントロールや対人スキルの向上を目指します。必要に応じて、抗うつ薬や抗不安薬を使用することもあります。
双極性障害
双極性障害は、気分が高揚する「躁状態」と、気分が落ち込む「うつ状態」を繰り返す病気です。気分の波が激しく、情緒不安定になりやすい特徴があります。
治療は気分安定薬を中心に使用し、躁状態とうつ状態の波を抑えることが基本です。必要に応じて心理療法を組み合わせます。
適応障害
適応障害は環境の変化やストレスに適応できず、強い不安や気分の落ち込みが生じる病気です。情緒不安定になりやすく、集中力の低下や睡眠障害が現れることもあります。
適応障害の治療では、ストレスの原因を特定し、カウンセリングや環境調整をおこないます。症状が強い場合は抗不安薬や抗うつ薬を使用することもあります。
うつ病
うつ病は強い悲しみや無気力が続き、日常生活に支障をきたす病気です。
抗うつ薬を中心とした薬物療法に加え、認知行動療法などの治療をおこないます。
エニキュアへ相談を
もし、情緒不安定に悩んでいるなら、精神科医に早めに相談することが大切です。しかし、精神科を受診するには勇気が必要で、忙しい日常の中で時間を確保するのも難しいかもしれません。
そんなときにおすすめなのが、精神科オンライン診療「エニキュア」です。以下ではエニキュアで受診をするメリットについて解説します。
患者さまに寄り添う医師が多数在籍している
エニキュアでは、経験豊富な医師が多数在籍し、患者さま1人ひとりに寄り添った診療をおこない、さまざまな症状や悩みに対応しています。
受診から薬の受け取りまですべてオンラインで完結
多くの場合すべての過程がオンラインで完結するため、通院の負担を感じることなく自宅から安心して受診できます。対面診療が難しい方でも気軽に相談できます。※病状によっては、対面診療をすすめられる場合もあります。
いつでも簡単に予約ができる
忙しい方でも利用しやすいよう、24時間いつでも予約可能です。自分のペースで診療を受けられます。
プライバシーを守れる安心感
エニキュアは医師の受診から薬の配達まで、すべてオンラインで完結しているため他人に知られる心配が少ないでしょう。
まとめ 1人で抱え込まないで
情緒不安定は誰にでも起こりうるものです。ささいなことでイライラしたり、理由もなく涙が出たりする場合は、心のSOSサインかもしれません。とくに、症状が長く続いたり、生活に支障をきたしたりする場合は、早めに精神科医に相談することが大切です。
原因としては、生活リズムの乱れ・ホルモンバランスの変化・ストレスなどが挙げられます。これらが重なると、感情のコントロールが難しくなるでしょう。
エニキュアを利用すれば、自宅にいながらケアを受けることが可能です。医師の診察から薬の受け取りまでほとんどの場合すべてオンラインで完結し、24時間予約もできるため、忙しい方でも気軽に利用できます。
24時間予約可能、本日受診できます
LINEで簡単予約