アルプラゾラムの効果と副作用は?(コンスタン・ソラナックス)【精神科・心療内科】
- アルプラゾラムはどんな薬?
- アルプラゾラムのジェネリックはある?
- アルプラゾラムの効果
- アルプラゾラムはどんな病気に処方される?
- アルプラゾラムの副作用と対処法
- つらい不安症状はオンライン診療で相談できる
- アルプラゾラムに関するよくある質問
- まとめ|アルプラゾラムは不安症状に用いられる薬
アルプラゾラム(コンスタン/ソラナックス)は、ベンゾジアゼピン系に分類される抗不安薬です。脳の神経の興奮を抑えることで、不安や緊張・不眠などの症状を和らげます。一方で、眠気やふらつきといった副作用がみられることがあり、長い期間使うと依存や離脱症状が気になる人も少なくありません。
今回は、アルプラゾラムの効果・副作用・対処法などについて解説します。現在アルプラゾラムを使っている人や検討している人が薬について理解し、納得して治療を進めるための一助となれば嬉しいです。
アルプラゾラムはどんな薬?
アルプラゾラムは、ベンゾジアゼピン系に属する抗不安薬です。脳のなかで気持ちを落ち着かせる働きをもつ物質、GABAの作用を助けることで神経の高ぶりをしずめ、そわそわ感や不安感を軽減します。
アルプラゾラムは飲んでから約1.5〜2時間ほどで血中濃度がピークに達し、飲んでから比較的早く効果を感じやすいのが特徴です。そのため、以下のような場面で処方されることがあります。
・不安が強いとき
・緊張がつらいとき
・眠れないとき
効果の持続時間は長すぎず、通常は1日3回にわけて飲む薬とされています。
アルプラゾラムのジェネリックはある?
アルプラゾラムには、ジェネリック医薬品があります。ジェネリック医薬品は、先発品と同じ成分が同じ量含まれており、効果や安全性は基本的に同等とされています。開発にかかる費用が少ないため、薬代が抑えられる点が特徴です。
名称は「アルプラゾラム錠◯mg(製薬会社名)」のように表記されることがあり、医師に相談すると選択できる場合があります。
アルプラゾラムの効果
アルプラゾラムを処方された患者さまから「どのくらい効果があるの?」「眠れないときにも使えるの?」といった声が聞かれます。ここからは、アルプラゾラムで期待できる効果と作用の特徴についてお伝えします。
不安や緊張を和らげる
アルプラゾラムの主な効果は、不安や緊張を和らげることです。具体的には、以下のような場面で効果が期待できます。
・心身症や自律神経失調症に伴う不安や眠れない状態
・胃・十二指腸潰瘍や過敏性腸症候群などからくる精神的な緊張
・心身症による胃痛や動悸・めまいなどの身体症状
アルプラゾラムは、通常1日3回にわけて定期的に飲む薬です。しかし、薬を飲んでから比較的早めに効果を感じやすいため、医師の判断により症状が出た時に飲む頓服薬としても使われることがあります。急な不安や緊張が高まった場面で有効です。
睡眠薬として使える?
アルプラゾラムには鎮静作用もあるため、不安や緊張で眠れないときの不眠改善に一定の効果が期待できます。ただし、睡眠薬として作られた薬ではなく、主な作用は抗不安です。不眠が主な症状である場合は、ベンゾジアゼピン系以外の睡眠導入剤が推奨されることもあります。
アルプラゾラムが処方される場合でも、不安や緊張を和らげることで、結果的に眠りを改善する目的であると考えられます。
効果が出るまでと持続時間
アルプラゾラムは、薬を飲んでから比較的早く効果を感じやすい薬です。薬の効果を感じるタイミングには個人差がありますが、薬を飲んでから約1〜2時間前後で血液中の濃度がもっとも高くなるとされています。
アルプラゾラムの効果の持続時間は短めで、用量や個人差によって変わります。血液中の薬の量が半分になる時間は、およそ14時間前後です。
そのため、症状に応じて1日数回(通常は1日3回)にわけて薬を飲んだり、医師の指示のもとで症状が出たときにのみ使ったりすることがあります。
アルプラゾラムはどんな病気に処方される?
突然の動悸や息苦しさ・不安や緊張に悩む人は少なくありません。ここでは、アルプラゾラムがどのような病気に役立つのか、みていきましょう。
心身症【胃・十二指腸潰瘍/過敏性腸症候群など】
心身症は、ストレスや悩みが身体に影響して、さまざまな症状が現れる病気です。ストレスによって自律神経のバランスが乱れたり、臓器の働きに影響が出たりすることがあります。
アルプラゾラムは不安や緊張・抑うつなどの精神的な負担をやわらげることで、胃痛・腹痛・動悸・めまいなどの改善に役立つことがあります。胃・十二指腸潰瘍・過敏性腸症候群などで、不安や緊張が強い場合に処方されることがある薬です。
不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
うつ病などの明確な診断がつかない場合でも、心身症として日常生活に支障が出るほどの症状があるときに、アルプラゾラムが処方されることがあります。対象となる症状は、以下のとおりです。
・不安:人前ではなすことがこわい・特定のものや状況がこわい
・緊張:気持ちの高ぶり・落ち着きのなさ・身体のこわばり
・気分の落ち込み:やる気が出ない・楽しめない
・不眠:寝つきが悪い・眠りが浅い
アルプラゾラムは、これらの症状を和らげる効果が期待できますが、症状の原因を治す薬ではありません。依存性のリスクもあるため、漫然と長い期間の使用は避け、症状の改善に合わせて医師と相談しながら減量や中止を検討しましょう。
「不安や緊張がつらいけど病院に行く時間がない」という人は、オンライン診療で自宅から受診するのも1つの方法です。くわしくは以下の記事をご覧ください。
【関連記事】はじめての精神科でもオンライン診療を受診できる?メリットと注意点について解説
アルプラゾラムの副作用と対処法
「眠くなって困る」「体重が増えないか心配」といった副作用が気になると思います。ここからは、納得して治療を続けるために、アルプラゾラムで起こりやすい副作用と、対処法についてお伝えします。
アルプラゾラムと眠気
アルプラゾラムでは、副作用として眠気がみられることがあります。不安を和らげる作用に加えて催眠作用もあるため、日中にも眠気が強く出ることがあります。夜の眠気を活かして、睡眠の安定に役立つ薬とも考えられるでしょう。
眠気が強い場合には、医師が以下のような対処をすることがあります。
・薬の量を減らす
・薬を飲む時間を調整する
・ほかの薬に変更する
眠気で生活に困ったときは、医師に相談しましょう。また、眠気や注意力・集中力・反射運動能力の低下が起こることがあるため、薬を飲んでいるあいだは自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
アルプラゾラムは太る?
「アルプラゾラムを飲むと太るのでは」と心配される人は少なくありません。アルプラゾラムの副作用として体重増加は報告されていません。むしろ、食欲不振や悪心・嘔吐などの副作用が起きることがあります。アルプラゾラム自体が直接的な体重増加を引き起こすとはほとんど考えられていませんが、間接的に体重に影響することはあります。
たとえば、不安や抑うつが改善して食欲が戻ることで体重が増える場合や、眠気やだるさで活動量が減ることで消費カロリーが減る場合です。気になる場合は食事や運動の見直しと合わせて、医師に相談するのも1つの方法です。
アルプラゾラムの重大な副作用
アルプラゾラムではまれに、以下のような重大な副作用が報告されています。
・依存や離脱症状:薬に頼る状態・急にやめると不快な症状(手足のふるえ、不眠、幻覚など)が出る
・錯乱:注意力が散漫になる・問いかけに間違った答えをする・行動にまとまりがない
・刺激や興奮:口数が多くなる・周囲に暴力をふるうなど、興奮が強い・混乱している
・呼吸抑制:慢性気管支炎などの呼吸器疾患に用いた場合などに、呼吸が浅くなる・回数が減る
・アナフィラキシー:全身のかゆみ、じんま疹、息苦しさなどが出る
・肝機能障害、黄疸:体がだるい、白目や皮膚が黄色くなる、尿の色が濃くなる
これらの症状がみられたときは、すぐに医師に相談してください。
つらい不安症状はオンライン診療で相談できる
「急に不安が強くなる」「外出が億劫で病院に行くことがつらい」とお悩みの人には、オンライン診療が役立つことがあります。自宅から受診できるため、移動や待ち時間の負担がなく、無理なく治療を続けやすいことが特長です。
エニキュアでは医師が適応と判断した場合、アルプラゾラムの相談や継続処方が可能です。初診では処方できませんが、医師の診断のもと、再診以降にアルプラゾラムの処方に対応しています。
薬は最短翌日に自宅に届く場合もあり、具合が悪くても外出せずに治療を続けられます。1人で抱え込まずに、まずは相談してみませんか?
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アルプラゾラムに関するよくある質問
「アルプラゾラムは通販で買える?」「デパスと何がちがうの?」といった疑問が聞かれることがあります。ここからは、アルプラゾラムに関するよくある質問にお答えします。
アルプラゾラムは通販で買えますか?
アルプラゾラムは、医師の処方が必要な処方箋医薬品であり、法律で管理される向精神薬に指定されている薬です。安全性や正しい用量が保証されないため、通販や個人輸入での使用は、健康被害や法律違反のリスクがあります。使用する場合は、必ず医療機関で処方を受けましょう。
アルプラゾラムとデパスのちがいは何ですか?
アルプラゾラムとエチゾラム(デパス)は、いずれも抗不安効果があり、効果の強さはほぼ同程度とされています。そのため、症状や作用時間のちがいを考慮して使いわけられることがあります。
どちらの薬も、1日3回にわけて飲む定期服薬です。症状に合わせて頓服として使う場合は、必ず医師の指示に従って正しく使用してください。
まとめ|アルプラゾラムは不安症状に用いられる薬
アルプラゾラムは、不安や緊張・抑うつ・不眠などの症状を和らげる抗不安薬です。基本的には1日3回の定期服用で使われますが、医師の判断により急な不安や緊張が高まった場面に対して頓服として使われることがあります。
副作用として眠気やだるさなどが報告されているため、気になることがあれば、医師に相談しましょう。通院が難しい人や、近くにクリニックがない人は、エニキュアのオンライン診療なら自宅から相談や治療が可能です。朝8:00〜夜24:00まで、平日や土日祝日も診察をおこなっています。ご自身に合った方法を、お選びください。
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