ADHD(注意欠如・多動症)の治療薬はオンライン診療で処方してもらえる?効果や選び方、病状について解説
- ADHD治療薬とは|オンライン診療でも処方してもらえる?
- ADHDの治療法について解説
- ADHD治療薬の薬物依存のリスクと対策
- ADHD治療薬のやめどきはいつ?
- ADHDはオンライン診療でも受診・治療が可能◎
- オンライン診療でのADHD治療薬についてよくある質問と回答
- まとめ:オンライン診療におけるADHD治療薬について
「仕事でミスが続いてしまう」「集中力が続かない」と悩んでいるものの、近くにクリニックがなかったり、予約が取れなかったりして、1人で抱え込んでいる方もいるかもしれません。
ADHD治療薬は、医師の判断によりオンライン診療で処方が可能です。ただし、一定の条件があります。今回は、オンラインで処方できるADHD治療薬の種類・効果・注意点などを紹介します。
ADHD治療薬とは|オンライン診療でも処方してもらえる?
ADHD治療薬は、オンライン診療でも薬の種類によっては処方が可能です。たとえば、コンサータは依存のリスクがあるため、処方が原則禁止されています。
一方で、ストラテラやインチュニブは初診からオンラインで処方が可能な薬です。実際に処方できるかは、医師が患者さまの状態を見て判断します。そのため、まずは医師に相談を検討することが大切です。
ADHDの治療法について解説
ADHDの治療は、基本的には以下の方法を組み合わせておこなわれます。
・薬物療法
・環境調整
・認知行動療法
ADHDの治療が具体的にどのようにおこなわれるのか、それぞれ解説します。
薬物療法
ADHDの症状は、脳内のドーパミンという物質が関係していると考えられています。ドーパミンは、脳の神経細胞が情報をやり取りするときに必要な物質で、集中力・やる気・注意力に深くかかわっています。
ADHDの方の脳ではこのドーパミンの量や働きが通常とは少し異なる場合があります。一部の研究では、ADHDの方の脳の特定の部分でドーパミンが不足していると示唆されました。
ADHDの薬物療法は、この脳内の神経の働きを整えて、日々の生活での困りごとを改善していきます。薬を使うと注意力散漫・落ち着きのなさ・衝動的な行動が改善され、「仕事に集中できるようになった」「ミスが減った」と実感される方もいます。
環境調整
環境調整とは、自分の得意なことや苦手なことを理解したうえで、苦手分野をおぎなうために生活環境や人間関係などを見直す方法です。
たとえば、職場のデスク周りを整理して必要な書類だけを手の届く範囲に置いたり、スマートフォンをしまって通知音が気にならないようにしたりするなど、集中する環境を作ります。
上司や同僚にADHDのことを話して理解してもらったり、口頭ではなくメールで指示をもらったりするのもよい方法です。
認知行動療法
認知行動療法とは、ものごとに対する極端な考え方や捉え方を、少し楽なほうに変えていくトレーニングをします。ADHDの方は、失敗体験から「自分はダメな人間だ」と思い込んでしまうことがありますが、認知行動療法を通して考え方のクセに気づき、現実的で前向きな捉え方を身につけられるでしょう。
「忘れものをした、自分は何をやってもダメだ」との考えを「今回は忘れものをしたけれど、メモを取るなど対策を考えよう」と前向きな考え方に変えていきます。衝動的に行動しそうになったときに、1度立ち止まって「今この行動を取るとどうなるか」と考える練習もおこないます。
認知行動療法でストレスとの付き合い方や対処法を学ぶと、日常や仕事が少し楽に感じられるようになるかもしれません。
ADHDについてくわしく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
【関連記事】ADHD(注意欠如・多動症)の特徴について
ADHD治療薬の効果や特徴を種類別に解説
日本で承認されているADHD治療薬の効果・副作用・特徴を解説します。薬の効果や副作用の現れ方には個人差があるため、気になる点は医師にご相談ください。
①コンサータ(メチルフェニデート徐放剤)
【作用】脳内のドーパミンとノルアドレナリンの濃度を上昇させて集中力を高め、衝動的な行動をおさえる効果が期待できる
【特徴】専門の資格を持つ医師のみが処方できる
【副作用】不眠・食欲の低下
②ストラテラ(アトモキセチン)
【作用】脳内のノルアドレナリンの働きを整えて、症状を改善する効果が期待できる
【特徴】コンサータが合わない場合の選択肢となる
【副作用】吐き気
③インチュニブ(グアンファシン)
【作用】脳内のノルアドレナリンの働きを整える効果が期待できる
【特徴】多動や衝動に対する効果が中心とされる
【副作用】眠気・頭痛・血圧の低下
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ADHD治療薬の薬物依存のリスクと対策
ADHDの薬は、適切に使用される場合は効果が期待できますが、乱用すると依存のリスクが考えられます。実際に、一部の研究ではADHDの刺激薬の乱用に関する報告がなされています。
対策:
①正しい情報の獲得:医師や薬剤師からの指導をしっかり受けることは、安全な薬の利用の第一歩です。
②薬の管理:他人がアクセスできない場所に薬を保管することで、乱用のリスクを低減できます。
③定期的な診療:定期的に医師のもとで症状や薬の効果を確認し、必要に応じて調整をおこなうことが大切です。
ADHD治療薬のやめどきはいつ?
長く薬を服用していると、「もう薬なしで大丈夫かな?」と思うかもしれません。しかし、突然の服用中止は、反動や離脱症状を引き起こす可能性があります。
薬のやめどきの目安としては、症状が安定していて日常生活に大きな支障がない場合や、新しい仕事や生活のリズムが整ってきた場合などがあげられます。ただし、これらのサインがあったとしても、必ず医師と相談して徐々に薬を減らしたり、中止したりするなどの指導を受けることが必要です。
また、気になることや疑問が生じた際に、速やかに医師に相談できる環境を整えておくことも重要です。病院やクリニックの連絡先を常に持っておく、定期的な診察日を決めておくなど、アクセスのしやすさを意識しましょう。
ADHDはオンライン診療でも受診・治療が可能◎
ADHDの治療はオンライン診療でも受けられます。
オンライン診療とは、スマートフォンやパソコンを使って、診察から薬の受け取りまで自宅で完結できるサービスです。通院や待ち時間での負担がほぼないため、無理なく治療を続けられます。自宅で横たわりながら診察を受けられるので、体調が悪く外出が難しいときにも役立ちます。
「仕事でのミスがつらいけど病院はちょっと……」「忙しくてクリニックに行けない」とお悩みの方は、オンライン診療の受診を検討してみてはいかがでしょうか。
エニキュアでも1人ひとりに寄り添った診療をおこなっています。1人で抱え込まずに、ご相談ください。
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オンライン診療でのADHD治療薬についてよくある質問と回答
実際にADHD治療でオンライン診療を受けた患者さまからよくある質問にお答えします。疑問が少しでも解消されて、ADHDの症状と上手に付き合っていけるようになれば嬉しいです。
ADHD治療薬は市販で買えますか?
ADHD治療薬は、市販薬としてドラッグストアや薬局で自由に買えません。ADHDの薬は、効果・副作用・使用目的・量によって、1人ひとりに合わせた選択が必要なためです。医師の指導のもと、正確に処方される必要があります。
集中力を高める・やる気が向上すると記載された市販薬も、ADHD治療薬とは異なるため、気になる症状がある場合は医師に相談しましょう。
ADHDのオンライン診療は通常の診療と変わりはないのですか?
基本的には通常の診療と変わりありません。症状の聞き取り・治療方針の相談・薬の調整なども対面診療と同様におこなえます。同じ薬の処方だけではなく、薬の種類や量を調整するのも可能です。海外の研究でも、オンライン診療の診断制度は、対面診療とほぼ同等であると確認されています。
コンサータはADHD診断なしでも処方してもらえますか?
コンサータは、ADHD診断なしでは処方してもらえません。依存のリスクがあり、慎重な管理が必要なためです。病院やクリニックでは、「集中できない」「ミスが多い」といった悩みがADHDによるものなのか、ほかの原因なのかを、医師が問診・症状の確認・検査などを通じて見極めます。
「自分がADHDなのかわからない」と思う人は、精神科や心療内科へ相談することも1つの方法です。適切な診断を受けると、自分に合った治療法が見つかるでしょう。
まとめ:オンライン診療におけるADHD治療薬について
ADHD治療薬はオンライン診療でも処方が可能ですが、薬の種類により制限があります。エニキュアは、ストラテラ・インチュニブの処方に対応しています。処方できるかは診察の結果や医師の判断により決まるため、まずは患者さまの状態をしっかりお聞かせください。
エニキュアは平日だけでなく土日・祝日も診察をおこなっており、24時間いつでも予約ができます。ADHDの症状を改善して、もっと楽に毎日を過ごせるように、まずは公式LINEのお友だち追加からはじめてみませんか。
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