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精神科・心療内科での心理カウンセリングとは?|効果・費用・選び方まで徹底解説
- 心理カウンセリングって何するの?精神科・心療内科の受診との違いは?
- 精神科における心理カウンセリングの種類と効果
- 精神科で心理カウンセリングを受けるメリット
- 精神科での心理カウンセリングの選び方
- カウンセリングは保険適用される?料金の相場を解説
- 精神科の心理カウンセリングでよくある質問(Q&A)
- カウンセリングを受けてみたい人はエニキュアにご相談を
カウンセリングという言葉は、英語のconsel(相談・助言・協議)という言葉から来たものです。
日本では、メンタルがすでに病んでしまった人が行くイメージが強いかと思いますが、アメリカでは、メンタル面の自己管理をするために、カウンセリングを受ける傾向があります。
カウンセリングに足を運ぶ前に、「どんなことをするの?」「本当に効果があるの?」「料金はどのくらいかかるの?」など、さまざまな不安がよぎるかもしれません。
本記事では、心理カウンセリングとは何か・選ぶポイント・メリット・種類と効果・料金などについてくわしく解説します。心理カウンセリングを受けるか迷っている人は、ぜひ最後までお読みください。
心理カウンセリングって何するの?精神科・心療内科の受診との違いは?
心理カウンセリングという言葉は聞いたことがあっても、実際にどのようなことをするのか、病院での診察との違いはなにか、わからない人も多いと思います。この章では、心理カウンセリングの目的・具体的な内容・受診との違いについて解説します。
心理カウンセリングとは|目的や期待できる効果
心理カウンセリングは、個人やグループに対して心理的な問題や感情的な困難を克服し、精神的な健康を向上させる専門的な支援とアドバイスを提供するプロセスのことです。
基本的に対話を通じてカウンセリングを行います。感情、ストレス、人間関係問題などの心理的な課題に対処し、クライエント(相談者)が自己理解を深め、問題解決スキルを習得するのを支援します。
信頼性のあるカウンセラーによる安心した環境での対話を通じて、精神的な健康と幸福感を向上させる手段として利用されます。
心理カウンセリングで期待できる効果は、以下のとおりです。
・不安や落ち込みが和らぎ、穏やかな気持ちで過ごせる時間が増える
・ストレスとの向き合い方がわかり、心も身体も楽になる
・自分を肯定できるようになり、物事に前向きに取り組めるようになる
・困ったことが起きても、冷静かつ柔軟に乗り越える力がつく
・コミュニケーションが円滑になり、人との関わりがより楽しく感じられるようになる
人によっては、気持ちが楽になったり、自信が持てたりするだけでも十分な効果と感じられます。さらに、具体的な症状の改善や問題解決につながることも少なくありません。
そして心療内科・精神科と心理カウンセリングの違いがいまいちわかっていないという人もいるのではないでしょうか。
主な違いは以下になります。
カウンセリングセッションの内容・流れ
心理カウンセリングは主に、相談者が困りごと・悩み・感情を話し、カウンセラーが相談者の気持ちを整理し、受容しながら相談者の悩みの解決のお手伝いをする方法です。
アドバイスをおこなうというよりは、相談者とカウンセラーが一緒に解決策を考えるという形が多いです。
セッションの流れの一例を示します。
①初回カウンセリング
問診票を記入し、相談したいこと・家族・病歴等を伝えましょう。そのあと、心理カウンセラーからその悩みに対して提供できること・方針・進め方などの説明を受けてください。
②アセスメント面接
初回で話しきれなかった、深掘りしきれなかったことについて対話をし、今後どのように対応していくのか話し合います。このカウンセリングを4、5回おこないます。このあいだに、相談者自身がカウンセリングを続けていけそうか判断することになるでしょう。
③継続カウンセリング
初回カウンセリングとアセスメント面接で話し合った対応策や進め方を元に、目標達成、問題解決に向けて取り組んでいきます。相談者によって通う期間は異なります。
④評価と終了
初期の頃と比べ症状がよくなった・回復した・終了してもよいと思った場合にはカウンセラーに相談をしましょう。また、将来のサポートやセッションの必要性を検討することもあります。
心理カウンセリングを受けるべき?必要な人の特徴
カウンセリングが必要な人は、以下のような特徴が挙げられます。
・1人で悩みを抱えてしまう人
・責任感が強く、自分に厳しくしてしまう人
・自分をなかなか認められず、マイナスで自分を評価してしまう人
・対人コミュニケーションに悩みがある人
・薬物療法や休養を取るだけでは改善しない人
・パートナー関係や家族関係に悩んでいる人
・過去のトラウマや傷を抱えている人
・精神的な疾患、障害を抱えている人
心理カウンセリングは、本人と医師の同意が必要です。また、カウンセリングを続けるということは、本人が自発的に取り組めるかどうかを確認する必要があります。医師が心理カウンセリングを受ける必要があると判断したとしても、本人の意思がない場合は実施できません。
また、カウンセリングが必要になりやすい時期は以下のような特徴が挙げられます。
・生活環境の変化
・大切な存在との別れ
・仕事の悩みの増加
カウンセリングを受けるか迷っている人は、まずご自身の心の状態や悩みを整理してみましょう。誰かに相談したい、考え方や行動パターンを見つめ直したい、過去の経験を整理したい、日常生活に支障が出ているなどの状況であれば、心理カウンセリングを検討する価値があります。
1人で悩まず、専門家のサポートを受けながら自分の心と向き合うことは、決して特別なことではありません。心の専門家であるカウンセラーに相談することも、ぜひ選択肢の1つとして考えてみてください。
精神科における心理カウンセリングの種類と効果
心理カウンセリングにもさまざまな種類の療法があります。具体例として、以下の6つが挙げられます。
・精神分析
・認知行動療法
・対人関係療法
・クライエント中心療法
・グループ療法
・家族療法
これらの療法を受けると、心の健康を改善し、よりよい生活を送るためのさまざまな効果が期待できるでしょう。
各療法の特徴や効果を紹介します。
精神分析
精神分析とは、相談者が心のなかに浮かぶ感情などを自由に話していき、治療担当者と一緒に心のなかに起きていることについて話していくというやり方です。
相談者が自分のこころに率直に向き合い、それをことばにする作業にカウンセラーが同行する、というイメージです。
現代の日本では、一般的に1週間に1回、45分から50分の時間をかけておこないます。
認知行動療法
認知、つまり物事の捉え方や考え方に働きかけて気持ちを楽にする療法です。
人は出来事に対して勝手に主観的に判断する生き物です。ただし、うつ病や不安障害のなかでは、その認知に歪みが生じることがあります。
認知行動療法では、相談者の長所を洗い出して治療方針を考え、毎日の生活を振り返り、日常的に行うこと、優先的に行う必要があること、楽しめる・やりがいのある活動、この3つに分けて優先度を決めます。
主観で判断する際に、そこにある証拠は何だったのか、問題の本質は何か、どのような捉え方があるのか、など認知の歪みを修正するために、実践・検証を繰り返して治療を行います。
うつ病・不安障害(パニック障害・社交不安障害・強迫性障害など)・不眠症・摂食障害・統合失調症などの多くの精神疾患に効果が期待できます。
対人関係療法
対人関係療法は、人との関わり方に焦点を当て、人間関係の問題を改善することで心の不調を和らげ、日常生活の満足度を高める心理療法です。大切な人とのコミュニケーションを見直し、良好な人間関係を築くことで、自己肯定感を高めます。また、人間関係の摩擦から生じる二次的な心の不調を防ぐことにもつながるでしょう。
うつ病、不安障害、パーソナリティ障害、摂食障害など、対人関係に悩みを抱えている方に効果が期待できます。
クライエント中心療法
来談者の話をよく傾聴し、来談者自身がどのように感じ、どのように生きつつあるかに真剣に取り組んでいきさえすれば、別にカウンセラーの賢明さや知識を振り回したり、押しつけたりしなくても、来談者自らが気づき、成長していくことができるというのがクライエント中心療法です。
グループ療法
10人前後の少人数のグループで各々自分自身について語る療法です。このグループは同じような問題を抱えている人、同じような境遇、立場にいる人を集めて行います。少人数で語ることで、受容、共感の力、他者との繋がりが生まれ、一人一人のケアに効果的と言われています。
家族療法
家族療法は、本人とともに、家族の方たちの相談にものりながら、家族ぐるみで、適切な対処法を工夫することによって、症状や問題行動の解決を図ろうという方法です。
クライエント本人が問題なのではなく、家族間のつながり、関係性のなかで苦しんでいるため、その関係性の調整を手助けします。
夫婦間の問題にもアプローチすることができ、夫婦のうつ問題や離婚の際などにも相談に乗れます。
精神科で心理カウンセリングを受けるメリット
精神科で心理カウンセリングを受けるメリットは、以下の6つです。
・話をしっかり聞いてもらえる
・自分の考え方のくせや意外な長所に気づける
・今抱えている問題を整理できる
・考え方を今の状況に適したものに切り換えられる
・人とうまくつきあうための自分なりの方法を見つけられる
・人として成長できる
精神科の診療時間は、5分から10分程度が一般的で、主に症状の確認と薬の処方が中心となります。そのため、言いたいことが言えなかったり、うまく説明できなかったりすることもあるかもしれません。
一方で、心理カウンセリングは30分から60分程度と長く時間が設定されており、話したいことがまとまっていなくても、自分のペースで話せます。誰にも話せなかった悩みや複雑な感情を、専門家がじっくりと受け止めてくれるという安心感は、カウンセリングの大きなメリットです。
自分だけで悩みや不安について考えていると、出口が見えなくなったり、考え続けても解決策が出ず、ますますマイナスな感情に押しつぶされそうになったりすることもあると思います。そのようなときは、1人で抱え込まず、心の専門家である臨床心理士や公認心理師に相談してみてください。
カウンセラーは、話を受容しながら聞いてくれるだけでなく、ご自身の頭のなかに浮かぶ不安、悩み、いろいろな感情、葛藤を一旦整理できるようサポートしてくれます。
エニキュアではオンライン心理カウンセリングをおこなっています。もっとくわしく知りたい人や、心理カウンセリングを受けてみたい人は、以下のページをご覧ください。
エニキュア公式
精神科での心理カウンセリングの選び方
カウンセリングといっても、どのような基準で選んだらよいのかわからないですよね。
ここでは、心理カウンセリングを選ぶうえで重要なポイントをいくつかご紹介します。
1.専門分野が自分の悩みに対応している
心理カウンセラーと言っても、それぞれ得意な専門分野があります。職場や家庭での人間関係について専門としているカウンセラー、法律や犯罪関係を専門とするカウンセラー、学校での教育に関することに詳しいカウンセラーなどさまざまな専門分野があるのです。
ご自身の今抱えている悩みがどの専門に当てはまりそうか確認し、その専門分野にくわしいカウンセラーへの依頼をおすすめします。
2.コスト面
自分に合うカウンセリングを受けるには、カウンセリングのコストがご自身の予算に合った金額かチェックする必要があります。
心理カウンセリングの多くは、保険適用外でおこなわれます。一般的心理カウンセリングの料金は、カウンセラーの技法などによって金額は異なりますが、1回30分~60分のセッションで5,000円〜10,000円程度が相場となります。
あまりにも高額な金額を設定している場合、科学的根拠のない占いのような方法を取っているケースもありますので、適正価格かどうか必ず確認しましょう。
3.カウンセラーとの相性
カウンセラーとの信頼関係が重要です。カウンセラーとの初回の面談を通じて、相性や信頼感を確かめることが大切です。他人に心を打ち明けて悩みを話すのは、なかなか大変なことかもしれません。心理カウンセラーも人間ですので、話し方やスピード、雰囲気がご自身と合わないことは自然なことです。
心理カウンセリングは何度も通うことになりますので、自分自身が今後このカウンセラーに安心して話していけるかどうかを検討しましょう。
4.カウンセリングの場所
カウンセリングセッションの場所がアクセスに便利であるかどうかを確認しましょう。カウンセリングは通い続けることになるので、気軽に通いやすい場所にあるかが大事になります。
「カウンセリングまで通うのが大変」「早くカウンセリングを受けたい」という人には、オンラインカウンセリングがおすすめです。好きな時間に好きな場所で、ビデオ通話形式でカウンセリングを受けられます。
カウンセリングは保険適用される?料金の相場を解説
心理カウンセリングを受けたいけれど、費用がどのくらいかかるのか、保険は使えるのか不安に感じる人も多いのではないでしょうか。この章では、カウンセリングの料金相場・保険適用の条件・費用を抑える方法について紹介します。
心理カウンセリングの料金は保険適用外
多くの病院が精神科の診察とは別に、心理カウンセリング(自己負担)を提供しています。専門の心理カウンセラーがおこなう場合は、保険が適用されません。
精神疾患を患っていても、カウンセリングは自己負担で支払わないといけないこともありますので、事前に確認しておきましょう。
心理カウンセリングを安く受ける場合の一般的な相場
オンライン心理カウンセリングは、対面よりも料金が安く設定されている傾向にあります。
対面でのカウンセリング料金は、地方によってもばらつきがありますが、1回30分〜60分のセッションで5,000円〜10,000円程度が相場となっています。
一方で、オンライン心理カウンセリングの相場は、1回につき3000円〜10000円が相場です。対面でのカウンセリングは施設管理費や維持費などがかかるのに対し、オンラインではこれらの費用が発生しないため、対面よりも安い金額でカウンセリングを受けられます。
費用を抑えてプロのカウンセリングを受けたい人はオンライン診療を検討しよう
日常が忙しく心理カウンセリングに行く時間がなかなか確保できない・近くに通いやすいカウンセリングがない・対面のカウンセリングほど高額なケアは受けられない・体調が悪く外に出歩けないなど、カウンセリングに行く際には、このような悩みが多く出てくるかもしれません。
また、多くの心理カウンセリングは事前予約を必須としているため、予約が取れるか心配な方もいると思います。
そんな方には、オンライン心理カウンセリングがおすすめです。24時間オンライン上で予約ができ、通常の病院よりも予約が取りやすく、好きな場所で診察を受けることができます。
体調が悪いので外に出たくない、待ち時間が大変など、通院するだけでもストレスは感じるものです。通院の時間を省くことができ、より生活スタイルに合わせてケアを受けられます。
また、対面セッションに比べてオンラインカウンセリングは通常、費用対効果が高いとされます。病院やカウンセリングルームなどに行く必要がないため、交通費もかかりません。予算に制約がある場合でも、費用をぐっと抑えてカウンセリングを受けられるでしょう。
オンライン診療に関する記事は以下を参照してください。
【関連記事】精神科・心療内科におけるオンライン診療のメリットとその効果
精神科の心理カウンセリングでよくある質問(Q&A)
精神科の心理カウンセリングでよくある質問について回答します。
「カウンセリングを受けたほうがいいのかな」「これは本当に病気なんだろうか」と迷っている人のご参考になれば幸いです。
精神科のカウンセリングを受けるべきか迷っている……どうすればよいですか?
精神科のカウンセリングを受けるべきか迷っているときは、まずはご自身の状況を整理し、信頼できる相談窓口に相談してみましょう。必要であれば、医療機関への受診も検討してみてください。
医療機関を受診する目安として、2週間以上気分が落ち込んでいる、日常生活に支障が出ているなどの症状が挙げられます。ご自身の症状が何の病気と関連があるか知りたい人は、症状チェッカーをご利用ください。
症状チェッカー
精神科で受けるカウンセリングは保険適用にならないのですか?
精神科や心療内科と提携しているカウンセリングルームなどでおこなわれる、臨床心理士や公認心理師によるカウンセリングは、原則として保険適用にならず、自費診療となるのが一般的です。
医師がおこなう診察や、その一環としての精神療法には保険が適用されますが、カウンセラーが時間をかけておこなう対話を中心としたカウンセリングは、多くの場合、治療とは別の相談援助と位置づけられ、保険適用の対象外となります。
時間をかけてじっくりと話を聞いてもらうカウンセリングを希望する場合は、自費での利用を想定しておくとよいでしょう。
カウンセリングを保険適応で受けるケースはありますか?
保険適用となるカウンセリングは、医師が治療の一環としておこなう場合に限られます。具体的には、以下のようなケースが考えられるでしょう。
・医師の判断のもとでおこなう特定の心理療法(認知行動療法など)
このほかにも、医師の指示や計画に基づき、看護師や公認心理師などがカウンセリングをおこなう場合も、一部保険の対象になるのが特徴です。
カウンセリングを受けてみたい人はエニキュアにご相談を
心理カウンセリングはストレス、不安、人間関係問題、トラウマ、自己成長などの幅広い課題に対処するためのケアを提供し、心の不安、悩みを軽減します。心の専門家に相談してみることで、問題を第三者の目で見つめることができ、本質的な問題解決に導くことができます。
もし、「誰に相談したらいいのか分からない。この悩みを理解してくれる人はいない...」と思う場合は、一度心理カウンセリングの利用を検討するのも1つの選択肢です。第三者が理解してくれる安心感を感じられ、悩みの捉え方、向き合い方が変わるでしょう。
カウンセリングの方法も対面やオンラインなどさまざまで、カウンセリングの種類も機関によって異なります。ご自身の体調と目的に合わせてカウンセリングを選んでみてください。
プロの心の専門家はあなたの話を否定せず聞いてくれます。上手に話す必要も、涙を我慢する必要もありません。リラックスして無理せずご自身のペースで話してみてくださいね。
自分の症状がどのような病気に関連するか気になる人は、症状チェッカーで確認してみましょう。
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