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精神科の初診で準備すべきことは?初診を安心して受けるためのポイントについて詳しく解説
「最近、気持ちがずっと沈んでいる」「眠れない日が続いている」「何をしても楽しく感じない」。そんなとき、心の専門家である精神科に相談してみようと思う方もいるでしょう。でも、「精神科ってちょっと怖いかも」「何を話せばいいの?」「何を準備すればいいのか分からない」そんな不安を感じて、一歩踏み出せずにいる方も少なくありません。
この記事では、精神科の初診を安心して受けるために、どんな準備をしたらいいのか、当日の流れはどうなるのか、そして話しづらいことをどう伝えればよいかなど、分かりやすく解説していきます。最後には、自宅でリラックスして受けられるオンライン診療という新しい選択肢についてもご紹介します。クリニックに行くのが不安な方にこそ知っていただきたい内容です。ぜひ参考にして、あなたの心を守ってくださいね。
初診を受ける前に準備すべきこと
精神科を受診するのが初めてという方にとって、事前の準備はとても大切です。準備ができていれば、当日も落ち着いてスムーズに受診できます。
クリニックに予約を入れる
まずは、クリニックに予約を入れることから始めましょう。精神科の多くは予約制になっています。突然行っても診てもらえないことが多いので、必ず電話やWebサイトで事前に予約を取りましょう。予約のときには「初診です」と伝えれば、必要な情報を教えてくれます。
保険証とお薬手帳を準備する
次に準備しておくべきものとして、健康保険証とお薬手帳があります。保険証は診察を受けるときに必ず必要です。過去に薬を飲んだことがある場合は、お薬手帳や薬の名前が分かるものがあると、医師が症状の背景を理解する手がかりになります。
事前にメモを用意する
当日うまく話せるか不安な方は、事前にメモを用意するのがおすすめです。「いつからどんな症状があるのか」「日常生活で1番困っていることは何か」「ストレスを感じる場面はどんなときか」などを紙に書いて持っていきましょう。メモがあると、緊張して頭が真っ白になっても、医師に自分の状況を正確に伝えやすくなります。
精神科の初診はどんな流れ?
初めて精神科を受診するときは、どんなことがおこなわれるのか、イメージがつきにくいかもしれません。しかし、事前に流れを知っておくだけで、少し安心できるはずです。
受付をする
まず、受付で保険証を出して、問診票を記入します。問診票では、現在の症状や困っていること、過去の病気などを簡単に書きます。書き終わったら、順番が来るのを待ち、いよいよ医師の診察が始まります。
医師の診察を受ける
診察では、医師が丁寧に問診(質問)をしてくれます。「最近どんなことで悩んでいますか?」「いつごろから調子が悪くなりましたか?」「眠れていますか?」「食欲はありますか?」といった質問が多いです。
はじめての診察では、生活歴や職歴・生い立ちについても聞かれることがあります。たとえば、「これまでどんな仕事をしてきましたか?」「家族構成はどうですか?」といったことです。
具体的な診断やこれからの方針について説明を受ける
こうした質問を通じて、医師はあなたの今の状態を把握し、診断と治療の方針を決めていきます。多くの場合、はじめからはっきりとした診断がつくとは限りませんが、今後の方針や、必要であれば薬の処方・生活上のアドバイスなどをしてくれるでしょう。
質疑応答をおこなう
診察の最後には、質問の時間があります。気になること・不安なこと・薬についての疑問など、遠慮せずに聞いてみましょう。
初診で聞かれる内容とその答え方
初診の問診では、医師からさまざまなことを聞かれます。ここでは、よく聞かれる内容と、どう答えればよいかについて紹介します。
1番困っていること
最初に聞かれることが多いのは、「1番困っていることは何ですか?」という質問です。これに答えることで、医師はあなたが今、どれだけ生活に支障を感じているのかを知ることができます。たとえば「毎日寝つくまでに何時間もかかる」「涙が止まらない日がある」「人と話すのが怖くて会社に行けない」など、具体的に説明できると伝わりやすくなります。
今の症状について
「今の症状」についても詳しく聞かれます。「どのくらい前から・どんなときに・どんなふうに感じるか」を話せるとよいです。
持病について
過去の病気やケガ、現在の持病も大切な情報となります。精神的な不調が、身体的な問題とつながっていることもあるからです。現在飲んでいる薬やアレルギーがあれば、それも伝えておきましょう。
家族歴や生活歴
「家族の中に精神的な病気を持っていた人がいるか」といった家族歴や、「これまでどんな仕事や学校に通ってきたか」「家庭環境はどうだったか」といった生活歴・生い立ちについても聞かれることがあります。これらは、あなたの背景を知るための大切な情報です。
とはいえ、全てを完璧に話す必要はありません。覚えていないことは無理に思い出さなくて大丈夫ですし、「今は話したくない」と感じることがあれば、正直にそう伝えても問題ありません。
話しにくいことがある場合は?
精神科の診察では、自分のことを正直に話すことが大切ですが、なかには「これだけは話したくない」「誰にも言っていないトラウマがある」と感じる方も多いと思います。
そういった場合でも、無理にすべてを話す必要はありません。医師はあなたの心の状態を少しずつ理解していこうとする存在です。すぐに信頼関係を築くのは難しいこともありますし、時間をかけてゆっくり話していくことが自然です。
たとえば、「今はまだ詳しく話せません」「少しずつなら話せるかもしれません」といった伝え方でも大丈夫です。医師もその気持ちを理解してくれるはずです。大事なのは、自分のペースで話していいということ。あなたの心に寄り添ってくれる医師と出会えたとき、きっと少しずつでも気持ちが軽くなるのを感じられるでしょう。
エニキュアなら初めての精神科受診におすすめ
ここまで、精神科の初診についての基本的な情報をお伝えしてきました。でも、「やっぱりクリニックに行くのが怖い」「誰かに見られるのが心配」「待合室で不安になりそう」といった理由で、なかなか踏み出せない方もいるかもしれません。
そんな方におすすめしたいのが、精神科オンライン診療サービスのエニキュアです。エニキュアは、はじめて精神科を受診する人にとても優しい仕組みが整っています。
事前に医師を選べる
エニキュアでは、事前に自分に合いそうな医師を選ぶことができるため、「どんな先生が診てくれるのかな」という不安を減らすことができます。また、診察は自宅から受けられるため、リラックスした環境で安心して話すことができますよ。
まわりを気にせず受診できる
オンラインでの診察なら、まわりを気にせずに受診できます。仕事が忙しくて通院の時間が取れない人や、心療内科の入り口に入るのが不安な方にも、オンライン診療は強い味方になってくれるはずです。
まとめ 安心してあなたの心に向き合って
精神科の初診というのは、不安も大きいかもしれません。でも、準備をしっかりして、自分の症状や気持ちをできるだけ伝えることができれば、必ず前に進むための1歩になります。
医師は、あなたの味方です。話しにくいことがあっても、少しずつで構いません。大事なのは、自分の心と向き合って、「少しでも楽になりたい」と思ったその気持ちを大切にすることです。
そして、「通院するのはちょっとハードルが高い」と感じる方は、オンライン診療という新しい形の精神科も選択肢に入れてみてください。エニキュアでは、あなたの気持ちに真摯に寄り添う医師がお待ちしております。自分にとって無理のない方法で、心のケアを始めていきましょう。
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