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仕事でミスが多いのはなぜ?精神疾患の可能性やオンライン診療で治療をするメリットを徹底解説
忘れものが多い、うっかりミスが多いなど日常生活で困っていることはありませんか?もしかしたら、それは単なる意識の問題ではなく、ADHDの可能性があるかもしれません。ADHDは脳や神経の特性によるものであり、決してあなたの努力不足が原因ではありません。
薬物治療や精神療法をおこなうことで、生活が今より楽になることが期待できます。本記事では、ADHDの症状や治療方法、オンライン診療のメリットについて詳しく解説します。症状で悩んでいる方は1人で抱え込まず、まずは相談してくださいね。
ADHDとは
ADHDは、注意欠如・多動性障害(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)の略称で、発達障害の1つです。生まれつきの脳の特性により、以下のような特徴が見られます。
・不注意(注意力の持続が難しい)
・多動性(じっとしていられない)
・衝動性(考える前に行動してしまう)
これらの特徴により、職場や家庭生活に支障をきたすことがあります。大人になってから気づく方も多く、逆に成長とともに症状が目立たなくなるケースもあります。
ADHDでよくある症状
以下では、ADHDの方によく見られる症状をご紹介します。心当たりがある場合、ADHDによる生活のしづらさを感じているかもしれません。はやめに相談してくださいね。
不注意
・仕事や家事でケアレスミスが多い
・締め切りを守れない、時間管理が苦手
・ものの整理整頓が苦手
・必要な持ちものをよく忘れる
・注意力を要する作業を避けてしまう
多動性
・長時間座っていられない
・常に何かを触っている
・過度に話し続ける
・落ち着きがない、じっとしていられない
衝動性
・順番を待つのが苦手
・考えずに行動してしまう
・衝動的な買い物をしてしまう
・人の話を遮ってしまう
ただし、これらの症状がいくつか当てはまるからといって、必ずしもADHDというわけではありません。症状の程度や生活への影響度合いによって、診断や治療の必要性は異なってきます。
考えられる原因
ADHDは生まれつきの精神疾患です。はっきりした原因はわかっていませんが、以下のような要因が考えられます。
・前頭前野の機能特性
・脳内の神経伝達物質の特性
・遺伝的な要因
重要なのは、生きづらさの原因はあなた自身ではなく、ADHDという疾患にあるということです。1人で解決しようとせず、つらいときは専門家を頼ってくださいね。
ADHDにはどんな治療がある?
ADHDをもつ患者さまには、不注意や衝動性により人間関係や仕事に支障がでることが多くみられます。これらは生きづらさの原因となってしまうため、うつ病の原因にもなり得ることからも、適切な対処が必要です。
治療には、医師による診察と心理社会的治療、薬物治療があります。
医師による診察
まずは、精神科医による診察がおこなわれます。丁寧な問診からADHDかどうかを考察しますが、実際のところ、そこまで症状がひどくないためADHDではない、という患者さまも少なくありません。
しかし、ADHDであるかどうかに関わらず、日常で感じるつらさや苦痛を放っておくべきではありません。医師に相談したりアドバイスをもらったりすることで、心が軽くなり、解決策を見出すことが期待できます。
少しでも気になる方、相談してみたい方は、遠慮なくご相談くださいね。
薬物治療
医師の診察により、薬による治療が検討されます。薬物治療により以下の効果が期待できます。
・集中力アップ
・ちょっと待つ力が育つ
・落ち着いて行動できる
薬物治療は、日常生活の困難さの軽減を目的としています。ただし、特性そのものを根治することはできず、あくまで補助的なものです。
心理社会的治療
自分の特性を理解し、よりよい対処方法を見つけていくアプローチです。
・認知行動療法
・生活習慣の改善
・タイムマネジメントのスキル習得
・環境調整の方法を学ぶ
治療を受けることでのメリット
治療により完治はしませんが、正しく対処することで生活の質を向上することが期待できます。
●仕事や学業のパフォーマンス向上
治療により注意力が改善されると、集中力が続くようになり、ケアレスミスが減少します。また、タスク管理の方法を学ぶことで、締め切りを守れるようになったり、優先順位をつけて効率的に作業を進められるようになったりします。その結果、周囲からの評価が上がり、自己肯定感も高まっていきます。
●人間関係の改善
衝動的な言動が抑えられるようになり、より円滑なコミュニケーションが可能になります。「人の話を最後まで聞ける」「適切なタイミングで発言できる」といった変化により、職場や家庭での人間関係が改善されるでしょう。
●自己理解の深まり
治療を通じて自分の特性を理解することで、「なぜ今までうまくいかなかったのか」がわかるようになります。それにより、自分を責めることが減り、より建設的に物事に取り組めるはずです。また、自分に合った対処法を見つけることで、困難な状況でも対応できる自信が育まれます。
●生活の質の向上
ものの整理整頓や時間管理といった日常生活のスキルが向上し、生活のしづらさが軽減されます。忘れものが減る、約束の時間に遅れにくくなるなど、具体的な改善を実感できるでしょう。
●二次的な問題(うつ病など)の予防
適切な治療を受けないまま放置すると、ADHDの症状がうつ病や不安障害などの二次的な問題を引き起こすことがあります。早めに治療を始めることは、そうした問題を予防することにつながります。
治療をはじめるタイミングは、人それぞれです。症状の程度や生活への影響を踏まえて、医師と相談しながら最適な治療方法を見つけていくことが大切だと言えます。
オンライン診療ならエニキュアがおすすめ
ADHDの治療は、精神科でおこなわれます。しかし「精神科には抵抗を感じる」「精神科はハードルが高い」という方は少なくありません。
そこで、はじめての受診でも安心なのがエニキュアです。数あるオンライン診療のなかでもエニキュアは、ビジネスマンや家事育児に忙しい方にぴったりのサービスです。
オンライン診療のよるADHDの遠隔評価については信頼性が高く対面診療とほぼ同等という報告もあり、オンライン診療におけるADHDへの有効活用が期待されています。
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エニキュアでは簡易な予約システムが整っているため、LINEから最短1分で予約をとることができます。病院やクリニックへ予約をするような、わざわざ電話をする手間と労力がかかりません。
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ADHDの疑いのある方のなかには、長い時間じっとしていることが苦手な方が多くいらっしゃいます。エニキュアは完全予約制で待ち時間がほぼないため、通院する負担が大幅に軽減されるはずです。
知り合いにばれる心配がない
精神科に通っていることを知られたくない方にとって、オンラインで通院が完了することはとても大きなメリットです。精神科に入るところをみられる心配がないので、安心して治療を続けることができますよ。
オンライン診療を受けられない人もいるので注意
上記のようにさまざまなメリットをもつオンライン診療ですが、注意点もあります。
明らかに症状がひどい方や、以下に当てはまる方は病院を受診しましょう。
・自傷、他傷行為がある、またはその可能性がある
・食事や水分をとれていない
・意識がもうろうとしている
まとめ 正しく対処することであなたの生活を守りましょう
ADHDは仕事や家庭に影響を及ぼすだけでなく、生きづらさが原因となり、うつ病やほかの精神疾患を発症するリスクがあります。
あなたの生活と将来を守り健康的に生きるために、正しい対処が必要です。1人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談くださいね。