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適応障害の初期症状とは?メンタルと身体に現れるサインと受診の目安を解説
- 適応障害の初期症状のセルフチェック
- 適応障害とは?
- 適応障害とうつ病との違い
- 適応障害かなと思ったらどうすればいい?受診の目安
- オンライン診療で適応障害について相談しよう
- 適応障害の治療とセルフケア
- 適応障害についてよくある質問
- まとめ:適応障害の初期症状に気づいたら1歩を踏み出そう
「仕事やいつも以上にプレッシャーを感じる……」「人間関係がうまくいかず、ささいなことで涙が出る……」
このように感じることが続いていませんか?もしかしたら適応障害の初期症状かもしれません。
この記事では、適応障害の初期症状やうつ病との違い、受診の目安を解説します。適切なサポートを受け、自分に合った回復方法を見つけましょう。
適応障害の初期症状のセルフチェック
適応障害は精神的な症状だけでなく、身体や行動の変化も初期の段階からあらわれます。ご自身の状態をチェックしましょう。
精神面の症状
・不安
・憂うつな気分
・緊張感
・焦り・イライラする
身体面の症状
・不眠または寝すぎてしまう
・だるさや疲れが取れない
・朝起きるのがつらい
・動悸・息切れ・めまい
・頭痛・腹痛・消化不良
行動面の症状
・遅刻や欠勤が増える
・電話やメールの返信をしづらくなった
・暴飲暴食・過度の飲酒や喫煙
・突然涙が出る・怒りっぽくなる
適応障害のほかにも症状をセルフチェックをしたいときは、エニキュアの症状チェッカーを参考にしてみてください。
症状チェッカー
適応障害とは?
適応障害は、誰にでも起こりうる身近なメンタルの不調です。強いストレスや環境の変化に直面したとき、メンタルや身体がうまく対応できず、不安や気分の落ち込みといった症状が現れます。まずは適応障害の特徴と発症のきっかけになりやすい出来事を解説します。
適応障害の特徴
適応障害は、特定の状況や出来事にうまく慣れることができず、心身にさまざまな不調があらわれる状態です。適応障害は、ストレス要因が軽減・解消されれば症状が改善することが期待できます。
適応障害の発症のきっかけになりやすい出来事
適応障害の発症のきっかけとして、職場での異動や人間関係のトラブル・引っ越し・家族の変化(結婚・出産・介護)・学校生活の負担などが多いです。ストレスの原因や度合いは人それぞれですが、環境の変化が重なるとメンタルの負担が大きくなります。
ストレスの原因から離れたり、触れる機会を避けたりすると回復に向かう場合もあります。
適応障害とうつ病との違い
うつ病は、原因がはっきりしないことも多く、気分の落ち込みが長期間続き、環境を変えても改善しにくい傾向があります。「自分なんて……」「自分が悪い」など、自分を責めてしまう考えが多いのが特徴です。
一方で、適応障害はストレスの原因がはっきりしていることが特徴です。職場での環境の変化や人間関係など、具体的な出来事がきっかけとなりやすいため、ストレスの原因から離れることで症状が落ち着く場合もあります。発症のタイミングも比較的早い時期に出てくるため、ストレスとの関連がわかりやすい点がうつ病との違いです。
適応障害は十分なサポートが受けられず、気分の落ち込みや無気力が長く続くとうつ病に移行することがあります。そのため、「疲れているだけだ」と我慢するのではなく、適応障害の初期症状が出ている段階で早めに心療内科に相談してみることが大切です。
適応障害かなと思ったらどうすればいい?受診の目安
適応障害の初期症状が現れていても、「まだ大丈夫かも」と思って見過ごしてしまう人は少なくありません。しかし、放っておくと症状が長引き、生活に影響を与えてしまうことがあります。そのため、受診のタイミングを知ることが悪化を防ぐ鍵になります。
受診を考えるサイン
以下のような状態が続くときは、心療内科または精神科での受診を考えるようにしましょう。
・適応障害の初期症状が2週間以上改善せず、日常生活に影響が出ている
・不安や落ち込みが強く、休んでいても落ち着かない
・遅刻・欠勤・引きこもり・暴飲暴食などの行動の変化が増えてきている
これらのサインは気のせいではなく、身体とメンタルからの大切なサインかもしれません。
周囲に相談することの大切さ
身近な人に話すことは、自分の状態を客観的にみる手助けになります。自分のことを話すことで安心感が生まれ、クリニックを受診する不安も軽くなるでしょう。
オンライン診療で適応障害について相談しよう
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適応障害の治療とセルフケア
適応障害は、早めの対応が大切です。医師の治療と並行してセルフケアも回復を早める大きな力になります。具体的な方法をみていきましょう。
医師による治療方法
適応障害の主な治療方法は以下のとおりです。
・心療内科・精神科の専門医による診察:症状の程度や生活状況をくわしく聞き取ります。ストレスの原因を整理して、今の状態に合った治療を一緒に考えていきます。
・認知行動療法:認知行動療法は、思考や行動のパターンに気づき、ものごとに対してより柔軟な受け止め方を練習する精神療法です。ストレスに対する対応力を高め、気分の落ち込みや不安を和らげることが期待できるでしょう。
・薬物療法:不眠や強い不安がある場合には、睡眠薬や抗不安薬・抗うつ薬が補助的に使われることもあります。薬は医師の判断のもと、必要な期間だけ処方されます。
セルフケアの工夫
日常生活でできるケアも大切です。1つでも取り入れられるものがあるか確認しましょう。
・疲れを感じたら無理をせず休み、睡眠や休息を取るようにする
・過度な食事制限や暴飲暴食は避け、食事のバランスを整える
・運動や自分がリラックスできる方法(散歩・深呼吸・ストレッチなど)を取り入れたり、趣味の時間を持ったりする
・友人や家族と話したり、ストレスを紙に書き出したりして、自分の感情を外に出す
・起きる時間や寝る時間を一定にして生活リズムを整える
適応障害についてよくある質問
適応障害についてよくある質問をまとめました。受診を迷っているときや、不安を少しでも解消したいときに参考にしてみてください。
適応障害の初期症状はどのくらいで改善しますか?
適応障害の初期症状は、環境調整やサポート体制が整えば、数週間〜数か月で改善することがあります。しかし、ストレスが続くと症状の回復が遅れたり、症状が慢性化したりする場合もあります。
適応障害とただのストレスの違いは何ですか?
適応障害と単なる疲れや一時的なストレスとの違いは、日常生活への影響が広く、持続する点です。ストレスそのものは日常生活の一部ですが、適応障害ではストレスによって精神面・身体面・行動面で変化が現れ、生活の質が低下します。
適応障害は薬なしで治りますか?
適応障害は、環境を整える・セルフケア(睡眠・運動・休息・相談など)・認知行動療法を組み合わせることで薬を使わずに改善するケースもあるでしょう。ただし、不眠や強い不安があるときは薬が補助的に使われることがあります。
適応障害は再発しますか?
適応障害は、発症したときと似たようなストレス環境に置かれたときに再発することがあります。しかし、ストレスの対処法を身につけたり、サポート体制を整えたりすることで予防は可能です。慢性的なストレスがないように、生活環境を見直すことが大切です。
まとめ:適応障害の初期症状に気づいたら1歩を踏み出そう
適応障害は精神面・身体面・行動面で人によって異なる初期症状が現れます。そのサインに早く気づくことが、回復への大きな1歩になります。
この記事を読んで、「この症状は自分に当てはまるかもしれない」と感じたら、オンライン診療のエニキュアが役立ちます。自宅で診察がはじめられ、初診からのオンライン対応と24時間予約ができ、薬の自宅配送も可能です。
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