ロキソプロフェンNa(ロキソニン)の効果と副作用・飲み方【精神科・心療内科】

監修者紹介
佐藤 恒一
総合病院門前薬局、精神科クリニック門前薬局にて勤務。調剤業務・服薬指導を経験後、薬局チェーン本部のDI(医薬情報)部門に所属し、医薬品情報提供や安全性対応に従事。
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佐藤 恒一
総合病院門前薬局、精神科クリニック門前薬局にて勤務。調剤業務・服薬指導を経験後、薬局チェーン本部のDI(医薬情報)部門に所属し、医薬品情報提供や安全性対応に従事。
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ロキソプロフェンNaは、歯の痛み・腰や肩の痛み・風邪による発熱など、病院で幅広く使われる薬です。先発品はロキソニンとして知られています。精神科や心療内科でも、身体的な痛みの緩和を目的として、補助的に使用されることがあります。

今回は、ロキソプロフェンNaの効果や副作用・飲み方・気をつけたいポイントについてお伝えします。正しく理解することで、つらい痛みと上手に付き合えるようになるでしょう。


ロキソプロフェンNaの特徴|何に効く?

ロキソプロフェンNaの特徴|何に効く?

ロキソプロフェンNaは、非ステロイド性消炎・鎮痛剤(NSAIDs『エヌセイズ』)に分類される、解熱鎮痛薬です。以下の3つの働きをもつことが特徴です。


・炎症を抑える

・痛みを和らげる

・熱を下げる


ここからは、ロキソプロフェンNaの効果や、どのような痛みに効くのかをみていきましょう。


ロキソプロフェンNaの効果

ロキソプロフェンNaの有効成分は、ロキソプロフェンナトリウム水和物です。痛みや熱・炎症を引き起こす原因物質であるプロスタグランジンの生成をブロックすることで、痛みや熱を抑えます。


どんな痛みに効く?

ロキソプロフェンNaは、以下のような症状や疾患に対して使われます。


・関節リウマチ・変形性関節症・腰痛症・肩関節周囲炎・頸肩腕症候群・歯痛に伴う痛みや炎症の緩和

・手術後・外傷後・抜歯後の痛みや炎症の緩和

・急性上気道炎の熱や痛みの緩和


ロキソプロフェンNaは、痛みや熱に対して、必要なときに使われる解熱鎮痛薬です。


ロキソプロフェンNaとカロナールのちがいは?

ロキソプロフェンNaとカロナールのちがいは?

ロキソプロフェンNa(ロキソニン)とカロナール(アセトアミノフェン)は、どちらも解熱鎮痛薬ですが、作用の仕組みが異なります。

ロキソプロフェンNaは、身体のなかで起きている炎症に関わる反応を抑えることで、痛みや発熱を和らげる薬です。

一方で、カロナール(アセトアミノフェン)は、脳の中枢神経に作用して痛みの感じ方を和らげ、症状を抑える薬です。炎症を直接抑える作用は、非ステロイド性抗炎症薬と比べて弱いとされています。


ロキソプロフェンNaはオンライン診療で処方できる?

ロキソプロフェンNaはオンライン診療で処方できる?

ロキソプロフェンNaは、医師が診察のうえで適応と判断した場合、オンライン診療でも処方されることがあります。

痛みや発熱があって外出がつらいときでも、自宅にいながら医師に相談でき、必要な治療につなげられます。通院の負担を減らしつつ、早めに心身の回復を目指せるでしょう。

エニキュアでは、精神科の診療において必要と判断された場合、ロキソプロフェンNaの相談・処方に対応しています。薬は最短当日に自宅に届きます。

「痛みがあって外出するのがつらい」「忙しくて受診の時間が取れない」といった人は、オンライン診療という選択肢を検討してみてくださいね。

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ロキソプロフェンNaの飲み方|1日何錠?

ロキソプロフェンNaの飲み方|1日何錠?

薬は服用量とタイミングを守って使うことが大切です。ここでは、ロキソプロフェンNaの基本的な用量・用法と、効果が現れるまでの目安についてお伝えします。


ロキソプロフェンNaの用量・用法

ロキソプロフェンNaの飲み方や使う目的は、症状によって異なります。以下は、成人における一般的な用量・用法の目安です。


【関節リウマチ・変形性膝関節症・手術後や外傷後の痛みなど】

・通常、成人では1回60mgを1日3回服用する

・頓服の場合は、1回60~120mgを必要に応じて服用



【急性上気道炎の解熱・鎮痛】

・通常、成人では1回60mgを頓用する

・原則として1日2回までとし、1日最大180mgを限度とする


症状の強さや年齢・体調などに応じて、医師の判断で用量が調整されることがあります。胃への負担を減らすため、空腹時の服用は避けることが望ましいとされています。

必ず医師の指示に従って服用してください。


ロキソプロフェンNaの効果が出るまで

ロキソプロフェンNaの血中濃度がもっとも高くなるのは、服用後約30分〜1時間とされています。個人差はありますが、服用してからおよそ30分〜1時間で効果を感じる人もいます。

その後、薬が体内で半分になるまでの時間は約1時間15分です。

症状が続く場合でも、次の服用までは一定の間隔をあける必要があります。効果の現れ方や持続時間には個人差があるため、医師の指示に従って使用してください。


ロキソプロフェンNaで気をつけること【禁忌・併用注意】

ロキソプロフェンNaで気をつけること【禁忌・併用注意】

ロキソプロフェンNaには、体質や持病・飲み合わせによっては注意が必要なケースもあります。ここでは、ロキソプロフェンNaと併用が注意な薬や、使用を避けた方がよい人についてみていきましょう。


ロキソプロフェンNaと併用注意の薬

ロキソプロフェンNaは以下の薬と併用すると、作用が強まったり副作用が現れやすくなったりすることがあります。


・抗凝固薬(ワルファリン・エドキサバンなど):出血しやすくなる

・血糖降下薬(クロルプロパミドなど):血糖が下がりすぎることがある

・ニューキノロン系抗菌剤(レボフロキサシンなど):けいれんが起こりやすくなる

・メトトレキサート:メトトレキサートの作用が強まる

・リチウム製剤(炭酸リチウム):リチウム中毒のリスクが高まる

・利尿薬・降圧剤:利尿・降圧作用が弱まる、腎機能が悪化する


ほかの薬を服用している場合は、必ず医師に伝えてください。


ロキソプロフェンNaが使えない人

以下に該当する人は、ロキソプロフェンNaを使用できません。


・消化性潰瘍がある人

・重い血液の異常がある人

・重い肝機能障害がある人

・重い腎機能障害がある人

・重い心機能不全がある人

・本剤の成分にアレルギーがあった人

・アスピリン喘息、またはその既往歴がある人

・妊娠後期の女性


該当する可能性がある場合や、「自分も当てはまるかもしれない」と感じた場合は、必ず医師に相談してください。


ロキソプロフェンNaの副作用と対処法

ロキソプロフェンNaの副作用と対処法

ロキソプロフェンNaでは、以下のような副作用が報告されています。


・発疹・かゆみ

・腹痛・胃の不快感・吐き気・食欲不振・下痢・便秘・胸やけ

・眠気

・肝機能の数値上昇(AST・ALT)

・蛋白尿

・むくみ・顔のほてり


気になる症状が出た場合は、すぐに医師や薬剤師に相談してください。


ロキソプロフェンNaに市販はある?

ロキソプロフェンNaに市販薬はある?

ロキソプロフェンNaには市販薬もあり、薬局やドラッグストアで購入が可能です。ただし、痛みが長引いたり徐々に強くなってきたりした場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。

「市販薬で様子をみたけれど改善しない」「どのタイプの薬を使えばわからない」と感じたときは、医師に相談することで、症状に合った使い方や薬の選択ができるでしょう。


つらい頭痛はオンライン診療でも相談できる

つらい頭痛はオンライン診療でも相談できる

「精神科の治療中に痛みや発熱が出たけれど、外出がつらい」「市販薬では改善しなくて不安」といったときは、オンライン診療という選択肢もあります。

エニキュアオンライン診療では、予約からビデオ通話による診察・必要に応じた薬の処方・診断書の配送まで、すべて自宅で完結します。体調がすぐれないときでも、自宅や自室など落ち着いた環境で受診できるため、無理なく相談しやすいことが特長です。

土日・祝日を含めて朝8:00〜夜24:00まで診察をおこなっており、空きがあれば当日の受診も可能です。医師が適応と判断した場合、ロキソプロフェンNaの相談・処方にも対応しています。ご自身に合った方法で、頭痛対策をはじめてみてください。

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ロキソプロフェンNaは妊娠中や授乳中に使える?

ロキソプロフェンNaは妊娠中や授乳中に使える?

ロキソプロフェンNaは、妊娠後期の人には使用できません。動物実験では、出産が遅れてしまったり、胎児の血管が狭くなったりする影響が報告されています。

妊娠後期以外の妊婦さんや、妊娠の可能性がある場合についても、治療上の有益性がリスクを上回ると医師が判断した場合にのみ、慎重に使用されます。

また、授乳中の人も、注意が必要です。動物実験では、ロキソプロフェンNaの成分が母乳中に移行すると報告されています。

妊娠中・授乳中のロキソプロフェンNaの服用については、必ず医師に相談してください。


ロキソプロフェンNaでよくある質問

ロキソプロフェンNaでよくある質問

「お酒と一緒に飲める?」「ロキソプロフェンとなにがちがうの?」など、ロキソプロフェンNaに関するよくある質問にお答えします。疑問が解消されることで、納得して治療に取り組めるようになるでしょう。



ロキソプロフェンNaとロキソプロフェンとのちがいは?


「ロキソプロフェン」は略称で、正式な有効成分名は「ロキソプロフェンナトリウム水和物(ロキソプロフェンNa)」です。医療現場や添付文書では、ロキソプロフェンNaという名称が用いられています。


お酒と一緒に飲める?

ロキソプロフェンNaとアルコールを一緒に飲むと、消化管出血のリスクが高まる可能性があると報告されています。したがって、飲酒時にロキソプロフェンNaを服用することは、推奨されません。


まとめ|ロキソプロフェンNaでつらい痛みの軽減を目指そう

ロキソプロフェンNaでつらい痛みの軽減を目指そう

ロキソプロフェンNaは、炎症を抑えることで痛みや発熱を和らげる解熱鎮痛薬です。精神科・心療内科でも、身体的な痛みの緩和を目的に、補助的に処方されることがあります。

一方で、副作用や飲み合わせ・妊娠中の使用には注意が必要なため、医師の判断が大切です。気になることがあれば、遠慮なく医師に相談してください。

痛みや発熱で外出がつらいときは、オンライン診療も選択肢の1つです。エニキュアでは自宅から医師に相談でき、必要に応じてロキソプロフェンNaの処方にも対応しています。

ご自身に合った方法で、つらい痛みからの解放を目指しましょう。

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