ラメルテオン(ロゼレム)の効果と副作用【精神科オンライン診療での処方】
- ラメルテオン(ロゼレム)の効果
- ラメルテオンとほかの睡眠薬との比較
- ラメルテオンの副作用と対処法
- ラメルテオンはオンライン診療で処方される?
- 眠れない悩みはオンライン診療でも相談できる
- ラメルテオンはどのくらいで効果が出る?
- ラメルテオンに関するよくある質問
- まとめ|ラメルテオンは弱い薬ではなく眠りを整える選択肢
ラメルテオン(先発医薬品名:ロゼレム)は、不眠症の改善を目的として使われる薬です。「睡眠薬は強いほうが効くのでは?」と思われがちですが、眠りの悩みは人それぞれで、単に眠気を強く起こす薬が合うとは限りません。
ラメルテオンがどのような仕組みで眠りをサポートするのか、自分の不眠のタイプに向いているのかを知ることが大切です。今回は、ラメルテオンの効果・副作用・ほかの睡眠薬とのちがいなどを、みていきましょう。
ラメルテオン(ロゼレム)の効果
ラメルテオンは、従来の睡眠薬と比べると「効き目が弱いのでは?」と感じる人もいるようです。ラメルテオンは、脳を強く鎮静させて眠らせる薬ではなく、体内時計に働きかけて、本来の眠りのリズムを整えることを目的としています。
ここからは、ラメルテオンの仕組みや特徴、どのような人に向いているかをみていきましょう。
ラメルテオンの仕組み
ラメルテオンは、脳のなかにある体内時計をつかさどる場所である、視交叉上核(しこうさじょうかく)に働きかけます。視交叉上核にはメラトニン受容体と呼ばれる、眠りのリズムを調整するための、スイッチのような役割をもつ受容体があります。
通常、夜になるとメラトニンの分泌が増え、眠気を誘います。ラメルテオンはメラトニンと似た働きをすることで体内時計を整え、自然に眠りに入りやすくする薬です。
ラメルテオンの特徴
ラメルテオンには、以下のような特徴があります。
・依存性や耐性のリスクが低い
・筋肉をゆるめる作用がほぼない
・翌日に眠気が残りにくい
・食事と同時や食直後に飲むと、効果が弱まったり遅くなったりすることがある
ラメルテオンは、脳の働きを直接抑えるタイプの薬ではありません。そのため、長い期間使用した場合でも、薬に頼りすぎてしまう依存や、次第に効きにくくなる耐性が生じにくいとされています。
筋肉をゆるめる作用がないため、ふらつきや転倒のリスクが比較的低いことが特徴です。体内で速やかに分解される傾向があり、個人差はありますが、翌朝のふらつきや強い眠気は少ないと考えられています。
ラメルテオンはどんな人に向いている?
ラメルテオンの主な効果は、寝つきの悪さを改善することです。体内時計に働きかけることで、自然に眠りに入りやすい状態を整えます。急な強い眠気というより、就寝に合わせて眠りに入りやすい状態を整えます。
即効性のある眠気を求める人には、もの足りなく感じるかもしれません。しかし、自然な眠りを大切にしたい人にとっては、使いやすい睡眠薬の1つといえるでしょう。
ラメルテオンとほかの睡眠薬との比較
ラメルテオンを正しく理解するには、ほかの睡眠薬と比べてどのようなちがいがあるのかを知ることがポイントです。睡眠は作用の仕組みがさまざまで、効き目の強弱のみで比べることは難しいとされています。
ここからは、現在使われている睡眠薬を例に挙げながら、ラメルテオンとのちがいをみていきましょう。
ラメルテオン(ロゼレム)とデエビゴのちがい
デエビゴとラメルテオンは、作用の仕組みが異なるタイプの睡眠薬です。ラメルテオンが体内時計に働きかけるのに対し、デエビゴは脳を覚醒させる物質であるオレキシンの働きを抑えることで、目が冴えた状態から眠りへと切り替えるのを助けます。
デエビゴは寝つきの悪さ・夜中に何度も目が覚めてしまう・朝早く目が覚めてしまうといった睡眠を維持する問題にも効果が期待されます。
一方で、ラメルテオンは主に寝つきの悪さが中心の不眠に用いられることが多い薬です。
ラメルテオン(ロゼレム)とベルソムラのちがい
ベルソムラは、デエビゴと同じくオレキシン受容体拮抗薬に分類される睡眠薬です。作用の仕組み自体はデエビゴと共通しており、脳を覚醒させる働きを抑えることで、眠りに入りやすくする薬です。ただし、薬としての特性、たとえば作用時間にちがいがあります。
ベルソムラは体内に比較的長く作用が続くため、夜中に何度も目が覚めてしまう中途覚醒や、朝早く目が覚めてしまう状態の改善が期待できます。ラメルテオンは自然な睡眠リズムを整えることを目的とした薬であり、依存性の少なさを重視した治療に向いています。
医師と一緒に、自分の不眠のタイプや生活リズムに合った睡眠薬を選ぶことが大切です。
ラメルテオン(ロゼレム)とベンゾジアゼピン系とのちがい
ラメルテオンとベンゾジアゼピン系とのちがいを、以下の表でわかりやすく紹介します。
表1 ラメルテオン(ロゼレム)とベンゾジアゼピン系とのちがい
即効性の強い眠気を求める人には、ベンゾジアゼピン系が選ばれることもあります。ラメルテオンは依存性が比較的少なく、自然な睡眠リズムを整える点に強みがある薬です。副作用のリスクをできるだけ避けたい人にとって、有力な選択肢となるかもしれません。
睡眠薬は不眠のタイプによって合う薬が異なるため、医師と相談して選ぶことが大切です。
ラメルテオンの副作用と対処法
ラメルテオンでみられることのある副作用は、以下のとおりです。
・頭痛
・めまい
・吐き気
・眠気
・だるさ
・月経不順や乳汁が出る(ホルモンバランスの変化)
これらの症状が強い場合や、気になることが続く場合は、早めに医師に相談してください。
ラメルテオンはオンライン診療で処方される?
ラメルテオンは医師の判断のもと、オンライン診療でも処方の対象となる場合があります。処方できるかどうかはクリニックによって異なるため、事前に確認しましょう。
エニキュアでは、医師が適応と判断した場合、ラメルテオンの相談や継続処方が可能です。薬は最短翌日に自宅に届くため、薬局に行く手間がかからず、時間を有効的に使えます。
オンライン診療で処方に対応している薬について知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】睡眠薬は精神科オンライン診療で処方できる?処方可能な薬も解説!
眠れない悩みはオンライン診療でも相談できる
「なかなか寝付けない」「睡眠薬を使うことに不安がある」といった悩みは、珍しいものではありません。ラメルテオンのような薬についても、自分に合っているかどうかは、医師と相談しながら判断することがポイントです。
エニキュアでは、不眠症の相談やラメルテオンを含む睡眠治療についても、自宅から医師に相談できます。通院が難しい人でも、生活リズムに合わせて受診できます。
エニキュアの特長は、以下のとおりです。
・朝8:00〜夜24:00まで診察に対応
・平日だけでなく、土日祝日も受診可能
・処方された薬は、最短翌日に自宅へ配送
早めに治療をはじめることで、心身の回復にもぐっと近づくでしょう。オンライン診療についてくわしく知りたい人は、以下の記事をご参考にしてください。
【関連記事】はじめての精神科でもオンライン診療を受診できる?メリットと注意点について解説
ラメルテオンはどのくらいで効果が出る?
ラメルテオンは、効果が現れはじめるまでに個人差がありますが、一般的には薬を飲んでから約45分〜1時間ほどで、体内の薬の量が高くなるとされています。ただし、強い眠気が急に出るという意味ではありません。自然な眠りに入りやすいように、体内時計を調整する働きがはじまるイメージです。
ベンゾジアゼピン系のような、即効性のある薬とは異なります。したがって、薬を飲んでからすぐに眠れない場合でも、あわてずにリラックスして過ごしましょう。効果を十分に得るためには、食事と同時や食直後の服用は避け、就寝の直前に薬を飲むことが推奨されています。
ラメルテオンに関するよくある質問
「いつまで続ければよいの?」「車の運転は大丈夫?」など、ラメルテオンに関するよくある質問にお答えします。不安を解消する手助けになれば、嬉しいです。
ラメルテオンのやめどきはいつですか?
不眠の症状が落ち着いてきた場合には、ラメルテオンの中止が検討されることがあります。ラメルテオンは、急にやめたことで強い不眠が出たり、つらい離脱症状が現れたりするケースは比較的少ないとされています。睡眠の状態には個人差があり、症状が再び現れる場合もあるため、医師と相談しながら進めましょう。
ラメルテオンを飲んでから運転はできますか?
ラメルテオンを服用中は、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないよう注意しましょう。薬の成分が翌朝以降も体に残り、眠気や注意力・集中力の低下が起こる可能性があるためです。運転や仕事の影響について不安がある場合は、医師に相談しましょう。
まとめ|ラメルテオンは弱い薬ではなく眠りを整える選択肢
ラメルテオン(ロゼレム)は、脳を強く鎮静させる睡眠薬ではなく、体内時計に働きかけて自然な眠りのリズムを整えます。主に寝つきの悪さに悩む人に向いており、依存性や耐性が少なく、翌朝の眠気が残りにくい点が特徴です。
不眠のタイプによって自分に合った薬は異なるため、自己判断せず医師と相談することが大切です。通院が難しい場合は、エニキュアなら自宅から不眠の相談や治療をはじめられます。ご自身に合った方法を、お選びください。
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