ラツーダ(ルラシドン)の効果と副作用は?対処法や飲み方も【精神科・心療内科】
- ラツーダはどんな薬?
- ラツーダの副作用と対処法
- ラツーダの重大な副作用
- ラツーダの効果が出るまでの時間
- 通院がつらいときはオンライン診療も1つの方法
- ラツーダに関するよくある質問
- ラツーダは統合失調症や双極性障害のうつ症状にも対応する
ラツーダ(ルラシドン)は、統合失調症や双極性障害におけるうつ症状の改善を目的として使用される、比較的新しい抗精神病薬です。症状のつらさを和らげ、生活の質の向上が期待できますが「どんな効果があるの?」「副作用は?」といった点が気になると思います。
今回は、ラツーダの効果や副作用・対処法などをお伝えします。薬への理解を深め、納得して治療に向き合う一助になれば、嬉しいです。
ラツーダはどんな薬?
ラツーダがどのような特徴をもち、どのような症状に効果を発揮するのか、気になる人も多いのではないでしょうか。ここからは、ラツーダの特徴と効果についてみていきましょう。
ラツーダの特徴
ラツーダは、非定型抗精神病薬に分類される薬です。日本では比較的新しく、2020年3月に国内での統合失調症および双極性障害におけるうつ症状の改善への適応が認められています。
ラツーダは脳内のドパミンとセロトニンという2つの物質の働きに作用する薬です。ドパミンが過剰に働くと、幻聴や妄想といった症状が起こりやすくなります。
ラツーダはドパミンの働きを強く抑えすぎないように調整し、セロトニンにも作用することで、従来の抗精神病薬に比べて身体への負担を和らげる工夫がされています。幻覚や妄想などの症状の改善が期待できるだけでなく、気持ちを穏やかに整える作用もある薬です。
ラツーダの効果
ラツーダが使われることのある疾患は、以下のとおりです。
・統合失調症
・双極性障害におけるうつ症状の改善
幻覚や妄想といった症状を和らげるだけでなく、やる気が出にくい・気持ちが動きにくいといった状態にも効果が期待できます。
ラツーダの特徴の1つが、双極性障害のうつ症状の改善に対して正式に使える点です。双極性障害のうつ症状の改善は治療の選択肢が限られているため、ラツーダのような薬が使えることは、治療の幅を広げることにつながります。
ラツーダのジェネリックはある?
ラツーダの先発品はラツーダ錠で、有効成分はルラシドン塩酸塩です。現在のところ、日本ではラツーダのジェネリック医薬品は発売されていません。
エニキュアオンライン診療では、医師が適応と判断した場合に、ラツーダの相談や継続処方に対応しています。くわしくは以下の記事をご覧ください。
【関連記事】精神科オンライン診療で薬の処方を受ける方法|メリットと注意点も解説
ラツーダの副作用と対処法
ラツーダで起こりうる副作用について事前に知っておくと、落ち着いて対処できるでしょう。ここからは、ラツーダの主な副作用と対処法についてお伝えします。
ラツーダとアカシジア(そわそわ感)
ラツーダの副作用でみられるものの1つに、アカシジアがあります。アカシジアは静かに座っていられない状態で、心身の落ち着かなさが出ることが特徴です。
アカシジアでみられる症状は、以下のとおりです。
・じっとしていることがつらい
・そわそわして落ち着かない
・足がむずむずする感じがある
・無意識に足を動かす
ラツーダを飲みはじめてから落ち着かなさやそわそわ感が気になる場合には、医師が以下の対応をすることがあります。
・症状を和らげる薬を検討する
・ラツーダの量を調整する
・別の抗精神病薬へ変更する
気になる症状があるときは、早めに医師へご相談ください。
ラツーダと不眠・眠気
ラツーダでは眠くなる場合と、眠れなくなる場合のどちらも起こりうることがわかっています。ラツーダは、強く眠くさせるタイプの薬ではなく、鎮静作用は比較的おだやかです。
一方で、気分や意欲を保ちやすくする作用があるため、人によっては眠気が出たり、寝つきにくさを感じたりすることがあります。
ラツーダで眠気が気になるときは、医師が以下の対応をすることがあります。
・薬を飲む時間を夕食後などに調整する
・薬の量を調整する
・別の薬に変更する
眠気や不眠が続いてつらいときは、早めに医師に相談しましょう。
ラツーダは太る?(体重増加)
ラツーダは、抗精神病薬のなかでは体重や代謝への影響が比較的少ないとされています。ただし、まったく影響がないわけではなく、体重や血糖値には一定の注意が必要です。
以下の症状がみられたときは、体重増加や血糖値の変化が関係していることがあるため、医師に相談してください。
・体重が急に増えた
・喉が渇きやすくなった、水を多く飲む
・尿量が増えた
・だるさが続く
体重の変化には薬の影響だけでなく、症状の変化・食事や生活リズムなどの要因が関係します。そのため、食生活や日常の過ごし方と合わせて、薬の影響をみることが大切です。
ラツーダの重大な副作用
ラツーダでは、まれですが、以下の症状がみられることがあります。
・手足のしびれ、こわばり
・力が入らない
・意識がぼんやりする
・汗をたくさんかく
・手足が無意識に動く
・吐き気、嘔吐、甘酸っぱいにおいの息
・胸の痛み、突然の息切れ
・尿が赤褐色になる
・突然の高熱、喉の痛み
これらの症状が現れた場合は、重い副作用の可能性があります。早めの対処が必要となるため、自己判断で薬を服用せず、医療機関へ連絡してください。
ラツーダの効果が出るまでの時間
ラツーダ錠を食後に飲んだ場合、血液中の濃度は服用後およそ1.5時間でピークに達し、そのあと約22時間かけて半分になります。作用時間が比較的長く、1日1回の服用で効果が安定しやすい薬です。
ただし、効果の現れ方には個人差があり、安定するまで時間がかかる場合もあります。医師の指示に従って薬を服用してください。
通院がつらいときはオンライン診療も1つの方法
通院に抵抗がある人や、通院の時間がなかなか取れない人には、オンライン診療が役立つことがあります。自宅から受診できるため、移動や待ち時間の負担がなく、無理なく治療を続けられるでしょう。早めに治療をはじめると、心身の回復にもぐっと近づきますよ。
エニキュアでは当日受診に対応しており、平日・土日祝日も朝8:00〜夜24:00まで診察をおこなっています。医師がラツーダの使用が適切と判断した場合、オンラインでの相談や継続処方も可能です。処方された薬は、最短翌日に自宅で受け取れます。
予約は24時間いつでもLINEからできます。ご自身に合った方法をお選びください。
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ラツーダに関するよくある質問
「ラツーダとエビリファイのちがいはなに?」「うつ状態にも効くの?」など、多くの人が感じる疑問について、お答えします。疑問が解消されると、落ち着いた気持ちで治療に取り組めるでしょう。
ラツーダとエビリファイのちがいはなんですか?
ラツーダは、統合失調症と双極性障害のうつ状態に使われる薬で、とくに双極性障害におけるうつ症状の改善に対して、適応が認められている点が特徴です。
一方、エビリファイは、統合失調症や双極性障害の躁状態などに使われます。どちらが合うかは症状や体質によって異なるため、医師と相談しながら決めることが大切です。
ラツーダはうつ状態にも効きますか?
ラツーダは双極性障害におけるうつ症状の改善に対して、正式に適応が認められている薬です。
一方で、双極性障害ではないうつ病に対しては、日本では適応がありません。症状や経過によって適した治療は異なるため、医師に相談しながら最適な治療方針を決めましょう。
ラツーダは食後に飲んだ方がよい?
ラツーダは食後に飲むことが定められています。食後に飲むことで、薬の吸収がよくなり、効果の安定につながります。薬を飲むタイミングについては、医師の指示に従ってください。
ラツーダは統合失調症や双極性障害のうつ症状にも対応する
ラツーダは、統合失調症や双極性障害におけるうつ状態の改善に使われる薬です。「誰かに見られている気がする」「声が聞こえる」といった幻覚や妄想の改善だけでなく、気分や意欲を整える効果も期待できます。
鎮静作用は比較的おだやかで、体重や代謝への影響も少なめですが、不眠や眠気などの副作用が出ることもあるため、早めに医師へ相談することが大切です。
通院が負担に感じる場合は、エニキュアのオンライン診療も1つの選択肢です。自宅から受診できるため、無理なく治療を続けられます。ご自身に合った方法を、お選びください。
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