大人のADHDかもと思ったら。仕事の困りごとから相談する流れ

監修者紹介
杉本あずさ
千葉大医学部卒業。お茶の水女子大学発達臨床心理学講座学部卒業。 昭和大学病院で研修医、同大学脳神経内科入局。 日本神経学会専門医、日本認知症学会専門医、日本内科学会総合内科専門医。日本精神神経学会会員。
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杉本あずさ
千葉大医学部卒業。お茶の水女子大学発達臨床心理学講座学部卒業。 昭和大学病院で研修医、同大学脳神経内科入局。 日本神経学会専門医、日本認知症学会専門医、日本内科学会総合内科専門医。日本精神神経学会会員。
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オンライン精神科・心療内科

相談先探しで止まったら、オンラインという選択肢も

エニキュアでは、初診からオンラインで精神科・心療内科に相談できます。朝8時〜夜24時・土日も診療。今の困りごとのまま相談して大丈夫です。

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大人のADHDかもと思ったら。仕事の困りごとから相談する流れ

相談先へたどり着く道すじのイメージイラスト

「ADHDかもしれないと思ってから、もう何週間も検索ばかりしている」

「精神科? 心療内科? どこに行けばいいのか、調べるほど分からなくなる」

「相談したい気持ちはあるのに、相談先が決められなくて止まっている」

「ADHDかも」と気づいたあと、多くの方が最初につまずくのが、相談先探しです。医療機関の種類、選び方、予約の仕方——調べることが多すぎて、気づけば「探している」だけの期間が長引いてしまう。この記事は、その足踏みを終わらせるための、実務的な道すじをまとめたものです。

この記事でわかることは、次のとおりです。

  • 大人のADHDの相談先——精神科と心療内科、どちらでもよいこと
  • 医療機関を選ぶときに見るとよい観点
  • 予約から初診までの、実際の流れ
  • 通院とオンライン、それぞれの選択肢

エニキュアでは、初診からオンラインで精神科・心療内科に相談できます。今の困りごとのまま相談して大丈夫です。

相談先探しで止まっていませんか——「調べるほど分からない」の正体

相談先探しが長引くのは、あなたが優柔不断だからではありません。医療機関の情報は、探す側にとって比較しにくい形で散らばっています。診療科の名前は似ているし、ウェブサイトを見ても自分の悩みを扱ってくれるのか判然としない。口コミを読めば読むほど、判断材料は増えるのに確信は減っていく——。

さらに、「間違った病院を選んだらどうしよう」という気持ちが、決断のハードルを上げます。時間もお金もかかる受診だからこそ、一発で正解を引きたい。その気持ちは自然ですが、結果として何週間も「探すだけ」の状態が続くなら、困りごとを抱えたままの時間だけが延びてしまいます。しかも、ADHDの特性がある場合、比較検討や決断そのものが苦手分野であることも多く、「相談先を決める」という最初の関門がいちばん高い、という逆説的な状況が起こりがちです。

先に結論をお伝えすると、相談先選びに、事前に見抜ける「唯一の正解」はありません。いくつかの観点で候補を絞ったら、あとは始めてみて、続けながら調整していく——それが現実的で、遠回りに見えていちばん早い道すじです。

精神科と心療内科、どちらに行けばいい?

精神科と心療内科どちらでも相談できるイメージイラスト

大人のADHDの相談先として、まず迷うのが「精神科か、心療内科か」でしょう。結論からいえば、どちらの標榜でも、大人のADHDの相談を受けている医療機関は多くあります。診療科の名前の違いで思い詰める必要はありません。

実質的に確認したいのは、名前よりも「大人の発達特性・ADHDの相談を受け付けているか」です。医療機関のウェブサイトの診療内容に、大人のADHD・発達外来・大人の発達特性といった記載があるかを見てみてください。記載が見当たらない場合も、予約時に「大人のADHDの相談はできますか」と確認すれば分かります。

なお、医療機関のほかに、発達障害者支援センターなどの公的な相談窓口もあり、地域の医療機関の情報を得られる場合があります。必要に応じてこうした窓口が紹介されることもありますが、詳細は各窓口にご確認ください。

監修医コメント|杉本先生

「精神科と心療内科のどちらに行くべきか」というご質問はよくいただきますが、大人のADHDに関しては、標榜名の違いよりも、その医療機関が大人の発達特性の診療を行っているかどうかのほうが重要です。迷って受診が遅れるくらいであれば、「どちらでもよい」とお考えください。仮に受診先で対応が難しい場合でも、適切な相談先を案内してもらえることが一般的です。

医療機関を選ぶときに見るとよい観点

医療機関選びの観点チェックのイメージイラスト

候補を絞るときは、次のような観点を目安にすると考えやすくなります。順位をつける必要はなく、あなたの状況で譲れないものから見ていけば十分です。

  • 大人のADHDの診療をしているか —— ウェブサイトの診療内容の記載、または予約時の確認で分かります
  • 予約の取りやすさ —— 初診まで数週間待ちの医療機関もあれば、比較的早く予約できるところもあります
  • 通いやすさ —— 自宅や職場からの距離、診療時間(平日夜間・土日の対応)は、初診よりもむしろ「続けやすさ」に効いてきます
  • オンライン診療への対応 —— 通院の負担を抑えたい場合の選択肢になります

大切なのは、初診のことだけでなく、通い続ける場面を想像して選ぶことです。どれほど評判のよい医療機関でも、予約が取れない・通うのが大変では、相談が続きません。完璧な一院を探すより、「無理なく続けられそうか」で絞るほうが、実際の助けになります。

予約から初診までの流れ

予約から初診までの流れのイメージイラスト

相談先の候補が決まったら、あとの流れはシンプルです。

  • 予約 —— 電話のほか、Web予約やLINE予約に対応している医療機関も増えています。予約時に「大人のADHDの相談を希望」と伝えておくとスムーズです
  • 事前問診 —— 多くの医療機関で、受診前に問診票を記入します。困りごとの概要を、分かる範囲で書ければ十分です
  • 初診 —— 医師が質問しながら、いまの困りごととこれまでの経過を確認していきます。うまく話せるかを心配する必要はありません
  • 初診のあと —— 状態や希望に応じて、経過を見ながら診察を重ねていきます。診断がその日に確定するとは限りませんが、困りごとへの対処の相談は初日から始められます

「準備が完璧でなくても診察は成立する」ということだけ、覚えておいてもらえれば十分です。

受診はオンラインでもできます

エニキュアでは、初診からオンラインで精神科・心療内科に相談できます。朝8時〜夜24時まで、土日も診療しているため、仕事の前後や休日にも相談しやすい体制です。通院の場所や時間の制約で相談先探しが止まっている場合、オンラインはその制約自体を小さくする選択肢になります。

受診前には事前の問診票があります。うまく説明できるか不安でも、診察では医師が必要なことを質問しながら確認していくため、準備が完璧でなくても大丈夫です。

診察では、ADHDかもしれないという不安だけでなく、仕事の困りごと、不眠、不安、気分の落ち込み、必要に応じた診断書についても相談できます。医師が処方した薬は、配送に対応できる場合があります。

なお、心理検査や一部のお薬など、オンラインでは対応できないものもあります。その場合は、診察のなかで医師が必要な選択肢をご案内します。

相談先選びに、正解を求めすぎなくて大丈夫です

最後に、相談先選びの心構えをひとつだけお伝えします。それは、選ぶ段階で正解を確定させる必要はない、ということです。

受診を始めてみてはじめて分かることは、たくさんあります。医師との相性、通院のリズム、自分の困りごとの輪郭——どれも、始める前にいくら調べても確定しません。逆にいえば、始めたあとで調整できることばかりです。通い方や診察の頻度は診察のなかで相談できますし、困りごとの整理が進めば、必要な相談先の形も自然と見えてきます。

「選び間違えたら」という不安で足踏みしている時間を、「始めてから整えていく」時間に変える——それが、この記事でいちばんお伝えしたかった道すじです。候補をひとつ決めて、予約を入れる。相談は、そこから始まります。

監修医コメント|杉本先生

相談先を慎重に選ぼうとするあまり、受診まで何か月もかかってしまったという方は少なくありません。医療の側から見ると、初診はあくまで相談の入口であり、そこからの経過のなかで、診察の進め方も通い方も調整していくものです。「まず一度話してみる」ことのハードルを、どうか高く見積もりすぎないでください。困りごとを抱えている期間を短くすることが、何よりの優先事項です。

よくある質問

Q1. 予約の電話が苦手で、そこで止まっています。

電話以外の予約手段がある医療機関を選ぶのも、立派な対処です。Web予約やLINE予約に対応している医療機関は増えており、文字で完結する予約なら、電話の負担そのものを避けられます。「電話が苦手だから受診できない」とあきらめる前に、予約手段から相談先を絞ってみてください。

Q2. 初診まで、どのくらい待ちますか?

医療機関によって幅があり、数日で受診できるところもあれば、大人の発達外来では数週間から数か月待ちの場合もあります。待っている間のつらさが大きいときは、より早く初診を受けられる医療機関やオンライン診療を並行して探すことも選択肢です。予約時に、現在の待ち期間を確認してみてください。

Q3. 近くに大人のADHDを診てくれる医療機関が見つかりません。

検索の言葉を変えると見つかることがあります。「大人 ADHD 外来」「大人の発達障害 相談」に地域名を組み合わせて探してみてください。また、地域の発達障害者支援センターで医療機関の情報を得られる場合もあります。それでも通える範囲に見つからないときは、場所の制約がないオンライン診療が現実的な選択肢になります。

Q4. 一度受診したら、ずっと通い続けなければいけませんか?

通院の頻度や期間は、状態と希望に応じて医師と相談しながら決めていくもので、受診した時点で何かに縛られるわけではありません。「まず一度相談して、続けるかどうかはそれから考えたい」という姿勢で受診してかまいませんし、その気持ちを初診で率直に伝えても大丈夫です。

まとめ

大人のADHDの相談先は、精神科でも心療内科でも、大人の発達特性の診療をしていればどちらでもかまいません。選ぶときは、診療内容・予約の取りやすさ・通いやすさ・オンライン対応といった観点で、「無理なく続けられそうか」を目安に候補を絞ってみてください。

そして、選ぶ段階で正解を確定させる必要はありません。予約→事前問診→初診という流れの先で、通い方も相談の形も調整していけます。何週間も探し続けるより、候補をひとつ決めて予約を入れる——相談は、そこから始まります。

なお、いま気持ちのつらさが強く、一人で抱えるのが難しいときは、厚生労働省の「まもろうよ こころ」で電話やSNSの相談窓口が案内されています。緊急のときは、こうした窓口も頼ってください。

エニキュアでは、初診からオンラインで精神科・心療内科に相談できます。朝8時〜夜24時・土日も診療しています。

参考URL

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断・治療に代わるものではありません。体調や治療に関する判断は、必ず医師にご相談ください。

運営: エニキュア|オンライン精神科・心療内科

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