ADHD診断テスト(大人向け)

不注意・多動性・衝動性の18問でADHDの傾向を約3分でチェック

  • 全18問
  • 約3分
  • 無料・登録不要

監修徳山祥音医師

上通りメンタルクリニック 院長

  • 日本精神神経学会専門医・指導医
  • 精神保健指定医

熊本大学医学部医学科 卒業

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過去6カ月の状態について回答

1.物事を行うにあたって、難所は乗り越えたのに、詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことがある
2.計画性を要する作業で、段取りをつけて物事を進めることが困難だったことがある
3.約束や、しなければならない用事を忘れたことがある
4.じっくり考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、後回しにしたりすることがある
5.長時間座っていなければならない時に、手足をそわそわ動かしたり、もぞもぞしたりすることがある
6.まるで何かに駆り立てられるかのように、過度に活動的になったり、何かせずにはいられなくなったりすることがある
7.退屈な作業や難しい作業で、不注意な間違いをする
8.単調な繰り返しの作業で、注意を集中し続けることが難しい
9.直接話しかけられているのに、話に集中することが難しい
10.家や職場で、物を置き忘れたり、どこに置いたか分からなくなったりする
11.周囲の物音や気配で、すぐに気が散ってしまう
12.会議など座っていることが求められる場面で、席を離れてしまう
13.落ち着かない、そわそわした感じがある
14.時間に余裕がある時でも、ゆったりとくつろぐことが難しい
15.場の状況を考えずに、喋りすぎてしまう
16.相手が話し終わる前に、言葉をかぶせて相手の文章を終わらせてしまう
17.順番を待たなければならない場面で、待つことが非常に苦手である
18.他の人が忙しくしている時に、その活動や会話に割り込んでしまう

このテストについて

対象
18歳以上の方(大人のADHD)
設問
18問・5段階で回答(過去6か月の状態について)
所要時間
約3分・無料・登録不要
基準
DSM-5-TRの18症状基準を参考にしたオリジナルの設問
回答の扱い
入力内容は送信・保存されません
監修
徳山祥音

結果の目安(72点満点)

合計点結果
0〜23点当てはまる項目は少ない結果です
24〜35点グレーゾーン(気になる場合は受診で確認を)
36〜72点当てはまる項目が多い結果です(受診を推奨)

前半6問(不注意・多動の中核症状)のうち4問以上が一定の頻度を超えて当てはまる場合は、合計点にかかわらず受診をおすすめする結果になります。このテストは18歳以上の方が対象です。18歳未満の方は、年齢に応じて小児科・児童精神科や精神科にご相談ください。

このテストは診断を確定するものではありません。結果にかかわらず、生活への支障が続く場合は医師にご相談ください。

この診断テストの監修医

徳山祥音医師

上通りメンタルクリニック 院長

  • 日本精神神経学会専門医・指導医
  • 精神保健指定医
学歴
熊本大学医学部医学科 卒業
経歴・専門
  • 熊本大学病院神経精神科、熊本医療センター精神科などの勤務を経て平成30年より上通りメンタルクリニック院長。
  • 精神科専門医、精神保健指定医。
  • うつ病、不眠症、不安症、発達障害などを中心に治療経験
このチェッカーでわかること。ADHDの傾向を、不注意・多動性・衝動性の日常の困りごとから確認できます。結果はあくまで目安で、診断を確定するものではありません。気になる項目が続く場合は、精神科・心療内科への相談が安心につながります。

このチェックの見方・受診の目安

チェック結果が「該当」でも、それだけで診断は確定しません。逆に「非該当」でも、困りごとが強ければ受診の価値はあります。下記のような状態が続く場合は、一度相談することをおすすめします。

  • 仕事・学業・家事に支障が出ている
  • 困りごとが半年以上続いている
  • 気分の落ち込み・不眠など他の不調も伴う
  • 自分なりに工夫しても改善しない
  • ADHDとは(主な症状・3つのタイプ)

    ADHD(注意欠如・多動症)は、脳内の神経伝達物質(ドーパミン・ノルアドレナリン)の働きに偏りがある生まれつきの発達特性です。「親の育て方」や「本人の努力不足」が原因ではありません。主な症状は「不注意」「多動性」「衝動性」の3つです。DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル)では、どの症状が目立つかによって「不注意優勢型」「多動・衝動優勢型」「混合型」の3タイプに分けています。

    症状主な現れ方大人に多い現れ方
    不注意ケアレスミスが多い/物をなくす/話を聞いていない書類の記入ミス、期限忘れ、会議中に別のことを考える
    多動性じっとしていられない/過度にしゃべる貧乏ゆすり、落ち着かなさ、長時間座るのが苦痛
    衝動性順番を待てない/人の話を遮る衝動買い、感情的な発言、転職を繰り返す

    成人では多動性は目立ちにくくなりますが、不注意や衝動性は大人になっても残りやすいとされ、大人の約2〜4%がADHDに該当するとの報告があります。

    ADHDの原因は「脳の機能」にある

    主な原因は、脳内の神経伝達物質が十分に働かず、注意の維持や衝動の抑制が難しくなることです。

  • 遺伝的要因が大きい:双生児研究では、ADHDのなりやすさの7〜8割が遺伝的要因で説明されると推定されている(親がADHDなら子も7〜8割の確率でADHDになる、という意味ではない)
  • 脳画像研究:前頭前野の活動が定型発達者と異なることが複数の研究で確認されている
  • 環境要因だけでは発症しない:出生時の合併症・低体重などの関与は指摘されるが、育て方や環境のみでADHDになることはない
  • 「育て方が悪かったのでは」と自責される方がいますが、ADHDは生まれつきの脳の特性です。誰のせいでもありません。

    ADHDは何科?精神科・心療内科の選び方

    診療科対象・特徴
    精神科こころの症状全般を専門に扱う。ADHDの診断・薬物療法に対応。大人のADHDはまず精神科が基本。
    心療内科ストレス由来の身体症状が中心。ADHD単体より、抑うつ・不眠を伴うときの相談先として。
    小児科/児童精神科15歳未満の子どもはこちら。

    ADHDの治療法(薬物療法・環境調整・セルフケア)

    ADHDの治療は「完治」ではなく、困りごとを減らし特性と折り合うことを目指します。主な柱は3つです。

    ① 薬物療法

    大人のADHDでは、コンサータ・ストラテラ・インチュニブなどの国内承認薬で症状をコントロールします(ビバンセは18歳未満が対象)。効果や副作用には個人差があり、医師の判断で処方・調整します。自己判断での服用・中止は避けてください。

    ② 環境調整・セルフトレーニング

  • 不注意対策:Todoist等のタスク管理/Googleカレンダーの事前通知/ポモドーロ(25分作業+5分休憩)で「脳の代わり」をつくる
  • 多動・衝動対策:20〜30分の有酸素運動でドーパミン分泌を促す/衝動的な言動の前に6秒待つ「6秒ルール」
  • 持ち物の定位置化・ダブルチェックのルール化で「うっかり」を構造的に防ぐ
  • ③ 心理社会的治療

    認知行動療法などで、行動や考え方のパターンを整えます。薬物療法と組み合わせることで効果が高まります。

    費用の目安と使える制度

    保険適用(3割負担)の場合、初診は心理検査を含めて数千円〜が目安です。継続的な通院・服薬が必要なときは、自立支援医療制度を使うと自己負担が原則1割に軽減されます。詳しい金額は受診先・検査内容により異なります。

    よくあるご質問
    ADHD診断テストの結果はどのくらい当てになりますか?
    このテストは、DSM-5-TRの18の症状基準を参考に、過去6か月の状態を振り返るためのものです。ADHDの傾向をつかむ目安にはなりますが、診断を確定するものではありません。診断は、医師が問診や子どもの頃の様子の聞き取り、心理検査などを組み合わせて行います。
    ADHD診断テストで何点以上なら受診したほうがいいですか?
    合計24〜35点はグレーゾーン、36点以上は当てはまる項目が多い結果です。また、前半6問のうち4問以上が一定の頻度を超えて当てはまる場合も、合計点にかかわらず受診をおすすめしています。点数にかかわらず、仕事や生活への支障が続いている場合は一度医師にご相談ください。
    子どもや中学生・高校生でもADHD診断テストを使えますか?
    このテストは18歳以上の方を対象にしています。子どもの場合は、大人とは確認するポイントが異なります。18歳未満の方は、年齢に応じて小児科・児童精神科や精神科、お住まいの地域の発達障害者支援センターにご相談ください。
    50問などの問数が多いADHD診断テストとは何が違いますか?
    問数が多いほど正確というわけではありません。DSM-5-TRのADHDの症状基準は、不注意9項目と多動性・衝動性9項目の計18項目です。このテストはその18項目を参考にしています。
    ADHDの診断を受けるのに紹介状は必要ですか?
    クリニック(精神科・心療内科)であれば、紹介状なしで受診できます。ただし大学病院・総合病院の精神科では、紹介状がないと選定療養費(5,000〜7,000円程度)が別途かかることがあります。
    ADHDの診断にはどのくらいの期間がかかりますか?
    初診から診断確定まで、一般的に2〜4週間(2〜3回の通院)が目安です。心理検査の予約状況によってはさらに時間がかかる場合もあります。
    ADHDの診断を受けると不利益はありますか?
    診断を受けたこと自体が就職や保険加入に直接的な不利益をもたらすことは基本的にありません。医療情報は個人情報保護法で守られています。ただし生命保険の加入時に告知義務が生じる場合があるため、詳細は各保険会社にご確認ください。
    「ADHDかもしれない」と病院で何と言えばいいですか?
    予約時に「集中力が続かない」「忘れ物やミスが多く困っている」「ADHDの可能性について相談したい」と伝えれば十分です。症状を伝えるだけで、医師が適切な検査・診断を進めます。
    大人になってからADHDと診断されることはありますか?
    あります。DSM-5では「12歳以前にいくつかの症状が存在したこと」が求められますが、子ども時代は環境によって症状が目立たず、就職・結婚・育児などの変化で困りごとが顕在化するパターンが多く報告されています。
    ADHDの検査だけ受けることはできますか?
    可能です。「はっきりさせたい」目的で検査のみ受けることは多くのクリニックで対応しています。結果としてADHDに該当しない場合でも、別の要因(うつ病や不安障害など)が見つかることもあり、検査自体に意味があります。

    \ 他にはどんな心の病気があるの? /

    その他にも様々な精神疾患がありますが、代表的なものを掲載しております。今後アップデートしていきます。
    ※診断症状チェッカーはあくまで診断を確定するものではなく、入力された情報から関連する病気の情報を提供するサービスです。

    参考文献・出典

    設問の準拠尺度

    疾患に関する公的機関の情報

    このセルフチェックの結果は医学的な診断ではありません。受診の目安としてご利用ください。