ココロの症状専門

統合失調症 診断症状チェッカー

あなたの気になる症状から該当する心の病気を調べます
監修者
徳山祥音
医師
日本医師資格
日本精神神経学会専門医・指導医
熊本大学医学部医学科卒業。 熊本大学病院神経精神科、熊本医療センター精神科などの勤務を経て平成30年より上通りメンタルクリニック院長。 精神科専門医、精神保健指定医。 うつ病、不眠症、不安症、発達障害などを中心に治療経験

過去1か月の状態について回答

1.周りに誰もいないのに、人の声や話し声が聞こえることがあった
2.音や声、光や色が、以前より強く・鋭く感じられるようになった
3.実際にはないものが見えたり、物の形や大きさが変わって見えたりした
4.誰にも触れられていないのに、体に触れられたような感覚があった
5.周りの世界や自分自身が、現実ではないように感じられることがあった
6.人の顔や姿が、いつもと違って見えたり歪んで見えたりした
7.自分の考えが声になって聞こえるように感じた
8.においや味が、実際とは違って感じられることがあった
9.自分の体の一部が、自分のものではないように感じられた
10.誰かに見張られている、つけられていると感じることがあった
11.テレビやネットの内容、周りの人の会話が、自分に向けた特別なメッセージだと感じた
12.自分の考えが他人に知られている、または読み取られていると感じた
13.自分の考えや行動が、外部の力によって操られていると感じた
14.自分には特別な力や使命があると強く感じることがあった
15.考えがまとまらず、話そうとしても言葉が出てこない・話の筋が通らなくなることがあった
16.以前は感じていた喜びや興味、人と関わりたい気持ちが乏しくなった
17.上で「はい」と答えた体験は、どのくらいの期間続いていますか
18.家族や周囲の人から「様子が変わった」「言っていることがわかりにくい」と言われたことがある
19.仕事・学業・家事や人付き合いが、以前と比べて明らかにできなくなった
20.自分や他人を傷つけるように命じる声が聞こえた、またはそうしなければならないと感じた
統合失調症とはどんな症状?
統合失調症は、現実と非現実が交錯し、幻覚(たとえば聞こえないはずの声)や妄想(根拠のない強い思い込み)が生じる状態です。思考がまとまりにくく、行動や感情表現も混乱しがちになります。しかし、これは「心が崩れ落ちた」わけではなく、脳の情報処理が一時的に乱れている状況といえます。薬物療法や心理社会的支援で徐々に安定を取り戻し、周囲の理解と温かな見守りで、再び安心できる日常へとつながっていく可能性があります。
統合失調症になりやすい人の共通点は?
統合失調症は、100人に1人がかかるとされる一般的な精神疾患ですが、その発症にはいくつかの共通点があるとされています。今回は、統合失調症になりやすい人々の特徴を探ります。

遺伝的要因の影響

統合失調症は、遺伝的な要因が発症リスクに大きく関与していることが知られています。例えば、家族に同じ病気を持つ人がいる場合、そのリスクは高まります。遺伝的要因がどのように発症に影響を与えるかは完全には解明されていませんが、親や祖父母が統合失調症を患っている場合、発症しやすい傾向があるとされています。

環境的ストレスとその影響

環境的なストレスも統合失調症の発症に関与していると考えられています。特に、幼少期の家庭環境や学校での辛い経験、社会的孤立などが影響を与えることがあります。ストレスが蓄積すると、脳の神経伝達に異常が生じやすくなり、これが統合失調症の症状を引き起こす要因となることがあります。

思春期から成人期への移行期

統合失調症は、思春期から成人期にかけての移行期に発症しやすいとされています。この時期は、心理的・生理的に多くの変化が起こるため、精神的な負荷がかかりやすいです。この負荷が、もともと統合失調症になりやすい素因を持っている人々にとって、発症の引き金となることがあります。したがって、この時期の心身のケアが重要です。これらの要因を理解することで、統合失調症の早期発見や予防に役立てることができると考えられます。

\ 他にはどんな心の病気があるの? /

その他にも様々な精神疾患がありますが、代表的なものを掲載しております。今後アップデートしていきます。
※診断症状チェッカーはあくまで診断を確定するものではなく、入力された情報から関連する病気の情報を提供するサービスです。

参考文献・出典

設問の準拠尺度

疾患に関する公的機関の情報

このセルフチェックの結果は医学的な診断ではありません。受診の目安としてご利用ください。

よくあるご質問
統合失調症の主な症状は?
実際にはない声が聞こえる・見えるといった幻覚、周囲が自分を陥れようとしていると強く感じる妄想などの「陽性症状」と、意欲や感情の動きが乏しくなる・人と関わりたい気持ちが減るといった「陰性症状」、考えがまとまりにくくなる認知面の変化が中心です。多くは思春期から30歳前後に始まり、睡眠の乱れや不安、集中力の低下といった変化が先行することがあります。早い段階で相談するほど、生活への影響を抑えやすいとされています。
考えや感覚の変化は統合失調症だけで起こりますか?
いいえ。強いストレス、極端な睡眠不足、発熱や身体疾患、飲酒や薬物の影響でも、似た体験が一時的に起こることがあります。逆に、そうした体験があっても統合失調症とは限りません。病名を決めるには、体験の内容だけでなく、続いている期間や生活への影響、身体的な原因の除外が必要です。セルフチェックの結果だけで判断せず、気になる場合は医師にご相談ください。
統合失調症はどのように診断されますか?
医師による問診を中心に、症状の内容・持続期間・生活への支障をDSM-5などの診断基準に沿って評価します。あわせて、甲状腺疾患・てんかん・薬剤の影響など、似た症状を起こす身体的な要因を除外するための検査が行われることもあります。本人が症状を自覚しにくい場合があるため、ご家族など周囲の方から見た変化の情報が診断の助けになります。
統合失調症は何科に行けばいい?
精神科が専門です。「幻覚や妄想があるかどうか分からない」「眠れない・不安が続く」という段階でも相談して構いません。受診をためらう間に状態が進むことがあるため、早めの相談が勧められます。エニキュアのオンライン診療でも初診からご相談いただけますが、状態によっては対面での診察や専門の医療機関での治療が適切な場合があり、その際は医師が受診先をご案内します。
統合失調症は治りますか?
治療によって症状が落ち着き、仕事や学業を続けている方が多くいます。中心となるのは抗精神病薬による薬物療法で、あわせて生活リズムの調整、リハビリテーションや就労支援などの心理社会的支援を組み合わせます。症状が落ち着いた後の自己判断による服薬中断は再発の大きな原因になるため、継続的な通院が重要です。回復の道のりは人それぞれで、焦らず続けることが結果的に近道になります。
家族が統合失調症かもしれないとき、どうすればいい?
本人の体験を頭ごなしに否定したり、逆に話を合わせて肯定したりするのではなく、「つらそうに見える」「眠れていないことが心配」といった、目に見える困りごとを入口に受診を提案するのが現実的です。本人の受診が難しい場合でも、家族だけで精神科や地域の保健所・精神保健福祉センターに相談できます。緊急性が高いと感じる場合は、ためらわずに医療機関へご連絡ください。
統合失調症で診断書はもらえますか?
はい、医師の診察により診断された場合、診断書の発行が可能です。休職の申請、傷病手当金の申請、職場や学校への配慮願いのほか、自立支援医療(精神通院医療)や障害年金などの制度を利用する際にも用いられます。記載内容は症状や必要な配慮に応じて医師が作成します。必要な提出先や用途を受診時にお伝えください。
命令する声が聞こえるなど、危険を感じるときは?
自分や他人を傷つけるよう命じる声が聞こえる、身の危険を感じるという場合は、セルフチェックの結果を待たずに相談してください。「いのちの電話」(0570-783-556)、こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)が利用できます。危険が差し迫っている場合は119番や地域の救急医療機関へご連絡ください。