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妄想性障害 診断症状チェッカー

あなたの気になる症状から該当する心の病気を調べます
監修者
徳山祥音
医師
日本医師資格
日本精神神経学会専門医・指導医
熊本大学医学部医学科卒業。 熊本大学病院神経精神科、熊本医療センター精神科などの勤務を経て平成30年より上通りメンタルクリニック院長。 精神科専門医、精神保健指定医。 うつ病、不眠症、不安症、発達障害などを中心に治療経験

過去1か月の状態について回答

1.誰かが自分に危害を加えようとしている、または陥れようとしていると感じる
2.自分が監視されている、つけられている、盗聴されていると感じる
3.職場や近所の人、家族が自分に対して陰で結託していると感じる
4.食べ物や飲み物に何かを入れられている、持ち物を細工されていると感じる
5.周りの人の何気ない会話や視線が、自分に向けられた当てつけだと感じる
6.テレビ・ネット・広告などの内容が、自分に向けた特別なメッセージだと感じる
7.はっきりした証拠がなくても、パートナーが浮気をしていると強く感じる
8.直接の交流がほとんどない相手(有名人や上司など)が、自分を愛していると感じる
9.自分には他の人にはない特別な才能・使命・重要な役割があると感じる
10.自分は有名な人物や神・偉大な存在と特別なつながりがあると感じる
11.検査で異常がないと言われても、自分の体に重い病気や異常があると確信している
12.自分の体から嫌なにおいが出ている、または体に虫や異物がいると感じる
13.上で「かなりそう思う」「確信している」と答えた考えは、どのくらいの期間続いていますか
14.家族や周囲の人から「それは違うのではないか」と言われても、自分の考えは変わらない
15.その考えのために、人間関係・仕事・日常生活に支障が出ている(例: 人を避ける、警察や会社に何度も訴える、通院を繰り返す)
16.危害を加えられていると感じ、身を守るために相手に何かをしようと考えたことがある

妄想性障害とはどんな症状?

妄想性障害は、一見普通の生活をしていても、特定の妄想(たとえば周囲が自分を害そうとしているなど)を堅く信じ続ける状態です。その信念は論理的説得では揺るがず、本人は不安や敵意を感じながら暮らしています。しかし、その根底には深い不安や自己防衛の心理があるといえます。適切な治療や信頼できる関係者との対話を通じ、少しずつ妄想の枠組みを緩め、安心感を育てていくことが可能でしょう。

妄想性障害になりやすい人の共通点は?

妄想性障害とは、現実とは異なる考えを強く信じてしまう精神的な状態のことを指します。この障害は、誰にでも起こりうる可能性があるため、注意が必要です。ここでは、妄想性障害になりやすい人の共通点について解説します。

ストレスや環境の変化に敏感な人

妄想性障害は、ストレスや環境の変化に敏感な人によく見られます。大きなストレスや環境の変化があると、脳が過度に反応してしまい、現実と異なる考えを持ちやすくなります。特に、仕事や学校での変化、家庭内の問題などが引き金になることが多いです。こうしたストレスをうまく管理できない人は、妄想性障害のリスクが高まる可能性があります。

社会的孤立や人間関係の問題を抱える人

社会的に孤立していたり、他人との関係がうまくいかない人も、妄想性障害になりやすい傾向があります。人間関係がうまく築けないことで、孤独感や不安感が増し、それが妄想につながることがあります。孤立を避け、周囲との適切なコミュニケーションを維持することが、この障害を予防するためには重要です。

過去に精神的な問題を抱えていた人

過去にうつ病や不安障害などの精神的な問題を抱えていた人も、妄想性障害になりやすいとされています。これらの精神的な問題は、脳の働きに影響を与えることがあり、妄想を引き起こしやすくなります。適切な治療やカウンセリングを受け、精神的な健康を維持することで、妄想性障害のリスクを減らすことができます。 妄想性障害は、適切な理解と支援があれば、管理や改善が可能な障害です。自分や周囲の人がこれらの共通点に当てはまる場合は、専門家に相談することを検討しましょう。

\ 他にはどんな心の病気があるの? /

その他にも様々な精神疾患がありますが、代表的なものを掲載しております。今後アップデートしていきます。
※診断症状チェッカーはあくまで診断を確定するものではなく、入力された情報から関連する病気の情報を提供するサービスです。

参考文献・出典

設問の準拠尺度

疾患に関する公的機関の情報

このセルフチェックの結果は医学的な診断ではありません。受診の目安としてご利用ください。

よくあるご質問
妄想性障害とはどんな状態ですか?
事実ではない内容を強く確信し、その考えが1か月以上続く状態を指します。被害的な内容(嫌がらせを受けている・監視されている)、嫉妬(証拠がないのにパートナーの浮気を確信する)、身体に関する内容(重い病気がある・においがする)などの型があります。統合失調症と異なり、その考えに関わる領域以外では生活や行動が保たれていることが多く、周囲が気づきにくいのが特徴です。
妄想性障害と統合失調症の違いは?
統合失調症では幻覚や思考のまとまりにくさ、意欲の低下など広い範囲の症状が現れますが、妄想性障害では強い確信をともなう考えが中心で、それ以外の生活機能は比較的保たれます。ただし両者の区別は専門的な評価が必要で、経過の中で診断が変わることもあります。「考えの内容が正しいかどうか」ではなく、「その考えのために生活がつらくなっているか」を入口に相談することをおすすめします。
考えすぎなのか妄想なのか、自分では分かりません
多くの方が同じ悩みを持ちます。目安になるのは、(1)その考えがどのくらいの期間続いているか、(2)周囲から違うと指摘されても確信が変わらないか、(3)その考えのために仕事・家庭・対人関係に支障が出ているか——の3点です。強いストレスや孤立した状況でも似た考えは強まります。判断がつかない段階でも受診して構いません。
妄想性障害は何科に行けばいい?
精神科が専門です。身体に関する内容(重い病気がある・においがする等)の場合、まず内科や皮膚科を受診して身体的な原因がないか確認することも大切で、検査で異常がないと言われても不安が続く場合は精神科での相談が選択肢になります。エニキュアのオンライン診療でも初診からご相談いただけます。状態によっては対面での受診が適切な場合があり、その際は医師が受診先をご案内します。
妄想性障害は治りますか?
治療によって、考えにとらわれる時間が減り、不安や不眠が和らいで生活が立て直しやすくなることが期待できます。薬物療法(抗精神病薬)と、ストレスや孤立への対処を含む支援を組み合わせるのが一般的です。治療は「考えが正しいかどうかを争う場」ではなく、つらさや生活の支障を減らす場です。この点が納得できると、治療が続けやすくなります。
家族が受診を拒むときはどうすればいい?
「その考えは間違っている」と正面から否定すると、かえって確信が強まり関係が難しくなることがあります。眠れていない・食欲がない・疲れているといった、本人も困っている点を入口に受診を提案するのが現実的です。本人の受診が難しい場合でも、家族だけで精神科や地域の保健所・精神保健福祉センターに相談できます。
妄想性障害で診断書はもらえますか?
はい、医師の診察により診断された場合、診断書の発行が可能です。休職の申請や傷病手当金の申請、職場への配慮願いなどに利用できます。記載内容は症状や必要な配慮に応じて医師が作成しますので、提出先と用途を受診時にお伝えください。
相手に仕返しをしたい気持ちが強いときは?
危害を加えられていると感じ、身を守るために相手へ行動を起こそうと考えている場合は、行動に移す前にご相談ください。こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)や「いのちの電話」(0570-783-556)が利用できます。危険が差し迫っている場合は110番・119番へご連絡ください。