- トップ
- 記事一覧
- 病気・症状の記事一覧
- 仕事のプレッシャーがつらいときの対処法|体調不良を感じる場合は精神科・メンタルクリニックへ
仕事のプレッシャーがつらいときの対処法|体調不良を感じる場合は精神科・メンタルクリニックへ
「仕事のプレッシャーがつらい…」と悩んでいませんか?
仕事をしていると、プレッシャーを感じる場面が多々あります。プレッシャーが大きくなりすぎると、仕事に対してストレスを感じるようになり、メンタル不調につながる可能性もあるため、注意が必要です。
この記事では、仕事でプレッシャーを感じる原因・対処法について解説します。
仕事のプレッシャーとは?その正体と影響
プレッシャーとは、自力でコントロールできない状況から生まれる緊張感のことです。仕事においては、達成しなければならない目標を課せられたときや、上司や同僚からの期待が大きいときに、プレッシャーが生じやすい傾向にあります。
プレッシャーを感じやすいタイプの仕事
プレッシャーを感じやすいタイプの仕事は、以下のとおりです。
・ミスが許されない仕事
・未経験の仕事
・自分のキャパシティーを超えた挑戦的な仕事
・周囲の期待が大きい仕事
たった1回のミスや、ほんの小さなミスが許されない仕事に携わると、「絶対にミスができない」といったプレッシャーを抱えるようになります。また、今までに経験したことがない仕事に取り組むと、手順もやり方も分からず、不安やプレッシャーが強くなることがあります。
さらに、周りから大きな結果を期待されているときもプレッシャーを感じがちです。与えられた業務の難易度や周囲の期待が大きいほど、ストレスへとつながりやすくなります。
プレッシャーを感じやすい人の特徴
プレッシャーを感じやすい人の特徴は、以下のとおりです。
・完璧主義な人
・責任感が強い人
・心配性な人
完璧主義の方は、少しも失敗してはいけないという思いが強く、みずからのハードルをあげてしまうため、プレッシャーを感じやすいです。また、責任感が強いと、チームメンバーの失敗もすべて自分の責任と考えてしまうため、プレッシャーを増やしてしまいます。
心配性の方は、将来のことに対してネガティブに考える傾向にあるため、プレッシャーを感じやすいです。
適度なプレッシャーはメリットもある
プレッシャーと聞くと、マイナスイメージを持つ方が多いかもしれません。実際に、過度なプレッシャーは仕事のパフォーマンスを低下させることもあります。しかし、仕事のパフォーマンスを向上させるには、適度なプレッシャーが必要です。
適度なプレッシャーは、心身へのほどよいストレスとなり「困難な状況であっても挑戦したい」といった、前向きな気持ちを生みだします。プレッシャーを乗り越えて目標をクリアできると自信がつき、今後同じような試練に直面しても、恐れずに挑戦できるでしょう。
仕事のプレッシャーが引き起こす悪影響
過度な仕事のプレッシャーは、以下の悪影響をおよぼします。
・心身ともに疲弊する
・仕事のミス
・人間関係が悪化する
詳しく見てみましょう。
心身ともに疲弊する
仕事のプレッシャーが大きくなると、心身ともに疲弊します。人は強い緊張や不安を抱くと、精神的に疲れてしまうからです。精神的ストレスを感じるのはもちろん、体調不良や睡眠障害、食欲不振など、身体面での健康状態も悪くなります。
とくに責任の重い仕事をいくつも抱え、チームの運営も行う場合、非常に強いプレッシャーを感じやすいです。仕事から離れても緊張感がつづく方もいます。
精神的ストレスを放置すると、うつ病や適応障害などの精神疾患につながるおそれがあります。「調子が悪いな」と感じたら、精神科や心療内科を受診しましょう。
自分がどの精神障害の症状にあてはまるか知りたい方は、症状チェッカーをご利用ください。
症状チェッカー
仕事のミスが増える
プレッシャーが大きすぎると、仕事のミスが増えることもあります。緊張から思うように体を動かせなくなったり、普段どおりの考え方で物事を進められなくなるからです。
ミスがつづくと不安も強くなるため、失敗する自分の姿ばかりを想像してしまいます。その結果、実力があっても、普段どおりのパフォーマンスを発揮できず、再びミスをする悪循環に陥る方もいます。
人間関係が悪化する
仕事のプレッシャーが大きくなりすぎると、周囲の方に気を配る余裕がなくなり、人間関係が悪化するケースも少なくありません。仕事に限らず、家族や恋人、友人などのプライベートの人間関係にも影響する場合もあります。
仕事のプレッシャーに押しつぶされそうなときの対処法
プレッシャーに押しつぶされそうな場合の7つの対処法を紹介します。ストレスが悪化するまえに以下の対処法をお試しください。
プレッシャーの原因を明確にする
仕事のプレッシャーを感じたら、まずはその原因を明確にしましょう。自分の心情とじっくり向き合うとプレッシャーの原因が絞られ、対策も練りやすくなります。
また、仕事でプレッシャーを感じたら、不安に感じていることを紙に書き出してみましょう。たとえば、上司からの期待や失敗への恐れのあまりに「周りから嫌われたくない」という思いが隠れているかもしれません。
成功している姿をイメージする
仕事でプレッシャーを感じる場合は、自分の成功している姿をイメージするとよいでしょう。「失敗したらどうしよう」「周りの人に迷惑をかけたらどうしよう」と、ネガティブなイメージを持つと、さらにプレッシャーが大きくなります。
何かにチャレンジをするときは、成功するイメージを持つことが大切です。成功像をはっきりさせると、進むべきゴールが明確になり、進むべきステップも見えてきます。
成功までの具体的なプロセスを考える
仕事でプレッシャーを感じるときは、成功するまでの具体的なプロセスを考えてみましょう。ゴールまでのプロセスを考えると、成功している姿をイメージしやすくなり、プレッシャーが少しずつ緩和される場合があるためです。
まずはやるべきことをリストアップし、優先順位をつけて、TODOリストを作りましょう。やるべきことを1つひとつこなしていくと、目の前の業務に向き合えるようになります。
リフレッシュする
仕事のプレッシャーを感じるときは、心身ともに疲れが溜まっている場合が多いです。休暇をとってしっかり休み、リフレッシュするとよいでしょう。職場から離れることで気持ちを切り替えられる場合もあります。
休暇をとるのが難しい場合は、1日に少しだけでもよいので自分のための時間を作ることをおすすめします。好きな動画や音楽を見たり聴いたりして気分転換の時間を作ると、心が安らぎ緊張がほぐれるでしょう。
周りの人に相談する
プレッシャーに押しつぶされそうなときは、1人で抱え込まず周りの人に相談しましょう。1人でプレッシャーと向き合っていると、深く考えすぎてネガティブな思考にとらわれてしまう場合もあるためです。
相談相手は上司や同僚、家族、友人など、信頼できる方なら誰でも構いません。「プレッシャーを感じてつらい」という状況を共感してもらうだけで気が楽になり、緊張感がやわらぎます。
転職を検討する
仕事のプレッシャーに押しつぶされそうなときは、転職を検討するのも1つの方法です。仕事を無理につづけて心身ともに疲れ切ってしまうよりかは、転職して環境を変えたほうがよいケースもあるからです。
実際に転職しなくても、転職サイトを見て、他職種に就く可能性を考えておくだけでも、プレッシャーが軽減できる場合があります。「いざとなったら転職する」という選択肢が、心の支えになるでしょう。
メンタルクリニックを受診する
以下のような症状がある場合は、メンタルクリニックの受診をおすすめします。
・朝起きられない
・食欲が湧かない
・出社しようとすると頭痛や腹痛がする
・勝手に涙が出る
上記の症状にあてはまっていても「まだ自分は大丈夫」と思う方もいるかもしれません。しかし、すでに限界を超えているのに無理に自分を奮い立たせている可能性もあるため、注意が必要です。
メンタルクリニックを受診する場合、オンライン診療も選択肢の一つとなります。Zoomなどのビデオ通話アプリを通じて診察を行うため、自宅からでも受診可能です。オンライン診療は対面診療よりも予約が取りやすく、当日〜3日以内に専門医に相談できます。
まとめ:過度な仕事のプレッシャーはメンタル不調を引き起こす
仕事にプレッシャーは付き物です。しかし、プレッシャーが大きくなりすぎると、ストレスからメンタル不調を引き起こすこともあります。仕事のプレッシャーが日常生活に支障をきたしている場合は、メンタルクリニックにご相談ください。
エニキュアでは、精神科のオンライン診療を行っています。土日祝日や夜間にも診療予約を受け付けているため、仕事が忙しい方でも利用しやすいのがメリットです。まずはエニキュア公式LINEの「友だち追加」から始めてみましょう。
エニキュア公式LINE