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急に涙が出る・止まらない原因とは?うつ病や精神疾患との関係や対処法を解説
- 急に涙が出る・止まらないのはなぜ?
- 急に涙が出る・涙が止まらない精神状態を解説
- 急に涙が出る・涙が止まらないときに考えられる精神疾患
- 急に涙が出る・涙が止まらない場合の対処法
- 急に涙が出る・涙が止まらない症状でよくある質問(Q&A)
- まとめ:急に涙が出る・涙が止まらないのは心と身体のメッセージ
大きなきっかけがないのに、急に涙が出てしまうとしたら、もしかすると精神疾患のサインかもしれません。急に涙が出る背景にはストレスが大きく関わっています。
この記事では、急に涙が出る原因や考えられる精神疾患について、わかりやすく解説します。また、対処法やおすすめのオンライン診療サービスも紹介するので、ぜひご参考にしてください。
この記事が、あなたの心の健康を守るための一助となれば幸いです。
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急に涙が出る・止まらないのはなぜ?
急に涙が出るのは、心理的なストレスが原因であることが多いです。精神を安定させるホルモンのセロトニンが低下し、涙もろくなったり、何もないのに涙が出てきたりすることがあります。
また、長期にわたってストレスを抱え込むと、副腎からコルチゾールというストレスホルモンが過剰分泌されます。涙を出した後は、コルチゾールの血中濃度が低下すると言われています。ストレス状態の脳を一時的にリセットし、副交感神経を優位にしているのです。
ストレスホルモンを減少させたり、脳をリセットしたりするために、急に涙が出ることがあるということです。抱え込んだストレスを長く放置していると、うつ病や不眠症などを引き起こしてしまいます。
急に涙が出る・涙が止まらない精神状態を解説
急に涙が出たり、涙が止まらなかったりするのは、心からのSOSサインかもしれません。ストレスや疲労が蓄積し、心が限界に近づいている可能性があります。
一時的に涙を流すことで気持ちが落ち着く場合もありますが、とくに理由もないのに頻繁に涙が出たり、泣き始めると止まらなくなったりする場合は、うつ病や適応障害などの精神疾患の可能性があります。ご自身の状態に目を向け、「もしかしたら、もう限界かもしれない」と感じたら、専門医へ相談してみましょう。
また、急に涙が出る・涙が止まらない原因として、睡眠不足も考えられます。十分な睡眠が取れていないと脳の機能が低下し、感情のコントロールが難しくなるため、涙が出やすくなります。
ホルモンバランスの変化も、急に涙が出たり、止まらなくなったりする原因の1つです。とくに女性の場合、月経前症候群(PMS)や更年期障害によって女性ホルモンが変動し、その影響で涙もろくなるケースもあります。
次の章では、急に涙が出る原因となる精神疾患について、くわしく解説します。
急に涙が出る・涙が止まらないときに考えられる精神疾患
急に涙が出るのは、何かしらの精神疾患のサインの可能性があります。さまざまな疾患が考えられますが、ここでは5つの例を解説します
・うつ病
・適応障害
・双極性障害(躁うつ病)
・心的外傷後ストレス障害(PTSD)
ここからは、それぞれの症状や原因について解説します。
うつ病
うつ病は、悲しい気持ちになる抑うつ気分や興味・喜びの喪失・無気力などが特徴の病気です。急に涙が出るのも、うつ病の初期症状かもしれません。
うつ病になるとセロトニンの機能が低下し、心のバランスが保てなくなります。感情のコントロールがうまくできなくなり、涙もろくなったり、今まで泣かなかったような出来事でも自然と涙が出てしまったりすることがあります。
うつ病の症状については、以下の記事もご参考にしてください。
【関連記事】うつ病の症状とその特徴・治療について解説
適応障害
適応障害とは、環境の変化にともなうストレスに適応できず、心身に影響を及ぼす病気です。新しい職場への異動や転勤、結婚・離婚、病気によって発症するケースが多く、昇進や結婚など、客観的には好ましいできごとが原因となる場合もあります。
適応障害になると、不安症状やうつ症状などが現れ、急に涙が出ることもあります。人によっては会社に行けなくなったり、上司とトラブルを起こしてしまったりと、仕事に悪影響を及ぼすケースもあります。
【関連記事】適応障害の治療法~ストレス対処から認知療法まで~
双極性障害(躁うつ病)
双極性障害とは、悲しい気持ちが続く「うつ状態」と、不自然なまでに気分が高ぶる「躁状態」をくり返す病気です。うつ病と混同されがちですだが、まったく別の病気であり、治療法も異なります。
双極性障害になると精神状態が不安定になり、急に涙が出ることもあるでしょう。うつ状態のみが続くうつ病とは異なり、気分の落差が激しいため、より強い抑うつ気分を感じる方もいます。
【関連記事】双極性障害とは?基本的な症状や治療方法について解説
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
心的外傷後ストレス障害(以下、PTSD)は、強い衝撃を受けるできごとを経験し、自分の意思とは関係なく当時の状況を思い出したり、感情がよみがえったりする病気です。具体的には、事故・災害・犯罪被害など、生死に関わるできごとがきっかけで発症します。
PTSD になると、突然感情が不安定になって取り乱したり、急に涙が出たりするでしょう。きっかけとなったできごとに対し、恐怖・苦痛・怒り・悲しみなど、さまざま感情が混ざりあっているためです。
【関連記事】トラウマの症状・治し方について解説【精神科オンライン診療】
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急に涙が出る・涙が止まらない場合の対処法
急に涙が出るときは、セルフケアをおこなったり、周囲の人の力を借りたりすることが大切です。具体的には、以下の対処法が挙げられます。
・ストレスに気をつける
・自分の気持ちを書き出す
・規則正しい生活を送る
・仕事の進め方を工夫する
・専門医に相談する
くわしい内容について、以下より解説します。
ストレスに気をつける
急に涙が出るときには、まず自身が抱えているストレスの原因を考えてみましょう。とくに大きなできごとが短期間で続いた場合、気づかないうちにストレスが溜まっていることがあります。そのため、心身ともに無理をしていないか、振り返って確認する必要があります。
ストレスの原因がわかっている場合、一度離れてみることも重要です。たとえば、仕事に対してストレスを感じている場合、1日でも仕事を休んでみたり、せめてトイレで息抜きしたりするとよいでしょう。ストレスの原因が自分で解決できない場合、部署異動や休職を考えることも大切もおすすめです。
【関連記事】ストレスを感じる原因・症状・対処法について解説【精神科オンライン診療】
自分の気持ちを書き出す
急に涙が出るときは、自分の気持ちをノートやメモに書き出すとよいでしょう。自分の気持ちを客観視しやすくなり、心のなかを整理できるからです。自分の気持ちを書き出すことは、1980 年代から提唱されているストレス解消法です。
アメリカの社会心理学者であるジェームズ・ペネベーカー氏は、学生に過去のトラウマとなったできごとを4日間連続で書かせています。その結果、学生の健康状態がよくなる効果が現れました。
自分の感情を紙に書き出すと思考が整理されるため、ストレスが緩和されます。自分の思っていることを書き出す「感情ノート」の書き方については、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】感情ノートの書き方を解説!ネガティブ感情の整理とストレス軽減
規則正しい生活を送る
ストレスを溜めないためには、規則正しい生活を送りましょう。睡眠不足や乱れた食生活は、心身のバランスを崩す原因になるからです。生活リズムが乱れることで、身体的にも精神的にも負担がかかり、ストレスが増えてしまいます。
規則正しい生活リズムを送るには、以下を心がけましょう。
・決まった時間に就寝・起床する
・朝食をとる
・午前中に太陽の光を浴びる
・就寝の3 時間前には夕食を済ませる
生活リズムを整えると、体力だけでなくメンタル不調も回復させられます。
仕事の進め方を工夫する
ストレスの原因が仕事にある場合は、仕事の進め方を見直すと、ストレスを軽減できる可能性があります。たとえば、タスクを細分化し優先順位をつけたり、仕事と休憩時間のメリハリをつけたり、仕事をほかの社員と分担したりするとよいでしょう。
また、仕事内容が自分に合わなかったり、上司との人間関係がつらかったりなど、自分では解決できない場合は、上司や同僚に相談してみてください。それでも解決しない場合、異動や転職を検討するのも1 つの方法です。
専門医に相談する
急に涙が出る症状が続く場合は、医療機関を受診しましょう。専門医による適切な診断と治療を受けることで、心身の健康を取り戻せるからです。
逆にメンタル不調を放置すると、そのまま症状が悪化し、回復するのに時間を要する可能性が高くなります。メンタル不調を感じるときは、心療内科や精神科を受診するのが一般的です。対面診療のクリニックは1か月〜半年先まで予約が取れない場合も多いため、できるだけ早く受診するには、オンライン診療のクリニックがおすすめです。
オンライン診療であれば、基本的にはその日中、遅くても2〜3日後には予約が取れます。「エニキュア」は診療予約から薬の配送まで、すべて自宅で完結します。忙しい方や通院に抵抗がある方でも相談しやすいはずです。ぜひご利用ください。
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急に涙が出る・涙が止まらない症状でよくある質問(Q&A)
急に涙が出たり、涙が止まらなくなったりすると、「もしかして病気かな?」と不安になるかもしれません。ここからは、急に涙が出る・涙が止まらない症状について、よくある質問にお答えします。
急に涙が出るのはストレスと関係がある?
急に涙が出るのはストレスと深く関係していると考えられます。人は強いストレスを感じた際に涙を流すことで、ストレスホルモンを減らし、心のバランスを保とうとするといわれています。また、涙を流すことで緊張状態にある交感神経から、リラックスを促す副交感神経が優位になり、ストレスの緩和につながる場合もあるでしょう。
悲しくないのに涙が出るのは病気?
悲しくないのに涙が出る場合、必ずしも病気とは限りませんが、心が疲れている可能性があります。強いストレスが溜まっていると、感情のコントロールが難しくなり、ちょっとしたことで涙が出てしまうことがあります。不安や緊張が高まっていたり、イライラして怒りっぽくなったりなど、心の変化とともに涙が出る場合は、注意が必要です。
勝手に涙が出る原因は何?
勝手に涙が出てしまう原因の1つとして、ストレスの蓄積が挙げられます。 たとえば、日中に感じたストレスが夜になるとあふれ出し、1人でいるときや寝る前に感情が高ぶって涙が止まらなくなるケースがあります。勝手に出る涙は、適応障害の症状として現れることもあり、心が処理しきれないストレスが涙として現れている可能性が高いです。
涙が止まらないのはうつ病と関係ある?
涙が止まらない症状は、うつ病と関連している可能性があります。悲しい・寂しい・不安などの感情から涙が止まらない場合、ストレスが限界にきているかもしれません。気分の落ち込みだけでなく、やる気が出なかったり、人付き合いを避けたりといった症状をともなう場合は、うつ病の可能性も視野に入れ、専門機関へ相談してみましょう。
ちょっとしたことで涙が出るのは病気のサイン?
ちょっとしたことで涙が出てしまうのは、病気と断定はできませんが、不安や緊張が高まり、感情のコントロールが難しくなっている状態かもしれません。もし症状が続くようであれば、専門医へご相談ください。
まとめ:急に涙が出る・涙が止まらないのは心と身体のメッセージ
急に涙が出る・涙が止まらないのは、心と身体が「つらい」と悲鳴をあげているかもしれません。大きなストレスを抱えると、精神を安定させるセロトニンが減少し、ストレスホルモンであるコルチゾールが過剰分泌されます。つらいときに急に涙が出るのは、溜まったストレスをリセットするためです。
急に涙が出たり、涙が止まらなくなったりしたときの対処法は、ストレスに対してしっかりセルフケアをおこない、周りの人に助けを求めることです。とくに適応障害やうつ病など、精神疾患が疑われる場合は、精神科や心療内科を受診し、専門医による治療やアドバイスを受けましょう。
自分の症状がどの病気と関連しているかを知りたい場合は、症状チェッカーをご利用ください。
症状チェッカー
参考:
1.訳もなく涙が出る、涙が止まらない場合に考えられる原因は?
原因 :うつなどの気分の不調②
参考:
厚生労働省 e-ヘルスネット セロトニン
参考:
健康管理検定(後援:文部科学省)コルチゾールってどんなホルモン?
参考:
2.ストレスホルモン
参考:
涙の数だけストレス解消!この春は思いっきり泣いてスッキリ!流れ出るのは涙だけじゃな
い?
参考:
「泣く」ことのメリット 2.リラックスした状態になる
参考:
厚生労働省 e-ヘルスネット
体の不調はうつ病でも現れます。かかりつけ医へ相談してみましょう
参考:
涙が止まらない精神状態に隠れている病気 うつ病
参考:
うつ病の初期症状と考えられるもの 涙もろくなる
参考:
NHK 適応障害とは?症状や治療法を解説 原因は強いストレス
適応障害の原因となるストレス
参考:
涙が止まらない精神状態に隠れている病気
適応障害
参考:
3.適応障害の症状や特徴
参考:
涙が止まらない精神状態に隠れている病気
自律神経失調症
参考:
自律神経失調症の原因とは
どうして女性に自律神経失調症が多いのでしょうか?
参考:
厚生労働省 e-ヘルスネット
双極性障害
参考:
涙が止まらない精神状態に隠れている病気
双極性障害
参考:
双極性障害(躁うつ病)とはどんな病気?
参考:
■女性がなりやすい理由について
参考:
厚生労働省 e-ヘルスネット PTSD / 心的外傷後ストレス障害
参考:
PTSD の症状は
参考:
1.ストレスに気をつける
参考:
訳もなく涙が出てくる精神状態の6つの対処法 ストレスの原因から離れる
参考:
自律神経を乱さないように規則正しい生活を送る
参考:
治療方法はあるの?予防や対策方法はある?
参考:
まずはここから! 生活リズムの整え方
参考:
自律神経を乱さないように規則正しい生活を送る
参考:
急に涙が出る際の3 つの対処法
2.仕事の取り組み方を工夫する
参考:つらい状況を解決するためのさまざまな手段 異動や転職を考える
参考:
3.専門家に相談する
参考:
精神科はなぜ予約が取れないのか
参考: エニキュア公式HP
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