過去2週間の状態について回答
不安障害とは(主な症状・代表的なタイプ)
不安障害は、不安や心配が過剰に強く、長く続き、仕事・家事・対人関係に支障が出ている状態の総称です。不安そのものは誰にでもある自然な反応ですが、「理由がはっきりしないのに心配が止まらない」「自分でコントロールできない」状態が続く場合は、医療の対象になります。
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| 全般不安症 | 仕事・健康・家族など、対象が次々に移り変わる心配が半年以上続く |
| パニック症 | 突然の動悸・息苦しさ・強い恐怖の発作(パニック発作)を繰り返す |
| 社交不安症 | 人前で話す・見られる場面に強い恐怖を感じ、その状況を避ける |
不安は気持ちの問題だけでなく、動悸・息苦しさ・肩こり・胃の不快感・眠りにくさといった身体症状として現れることも多く、内科を受診しても原因が見つからないことがあります。
不安障害の原因(性格の問題ではありません)
不安障害は「気の持ちよう」や「性格が弱いから」起こるものではありません。次のような複数の要因が重なって生じると考えられています。
身体の病気が背景にある場合もあるため、動悸や息苦しさが強いときは自己判断せず、医師の評価を受けることが大切です。
このチェックの見方・受診の目安
このチェックはGAD-7(Spitzer 2006)に準拠した8問で、Q1〜Q7の合計0〜21点から3段階で目安を表示します。0〜4点は該当が少ない状態、5〜9点は軽度、10点以上は医療機関への相談を検討する目安です(Q8は生活への影響を確認する設問で、合計点には含めません)。
結果が「該当が少ない」でも、次のような状態が続く場合は相談する価値があります。
不安障害は何科?精神科・心療内科の選び方
| 診療科 | 対象・特徴 |
|---|---|
| 精神科 | 不安・心配・恐怖などこころの症状全般を専門に扱う。不安障害の診断・治療の中心。 |
| 心療内科 | 動悸・息苦しさ・胃腸の不調など、ストレスによる身体症状が目立つ場合の相談先。 |
| 内科 | 甲状腺疾患・不整脈・貧血など、身体の病気が疑われる場合の鑑別に。 |
どちらを選んでも対応は可能です。「受診するほどではないかもしれない」と迷う段階でも構いません。
不安障害の治療(薬物療法・精神療法・セルフケア)
治療は、不安をゼロにすることではなく、生活に支障が出ない状態に戻すことを目指します。
① 薬物療法
SSRIなどの抗不安・抗うつ作用のある薬を用いることがあります。効果が安定するまでに数週間かかることが多く、種類や量は症状・体質によって異なります。自己判断での中止や増減は避け、医師の指示のもとで調整します。
② 精神療法
認知行動療法などで、不安が強まる考え方のクセや、不安な場面を避ける行動パターンを整えていきます。
③ セルフケア・生活調整
セルフケアだけで改善しない場合や、症状が強い場合は、早めに医師へ相談してください。エニキュアでは初診からオンラインで相談でき、必要に応じて薬の処方にも対応しています。
参考文献・出典
設問の準拠尺度
疾患に関する公的機関の情報
このセルフチェックの結果は医学的な診断ではありません。受診の目安としてご利用ください。