ココロの症状専門

不安障害 診断症状チェッカー

あなたの気になる症状から該当する心の病気を調べます
監修者
徳山祥音
医師
日本医師資格
日本精神神経学会専門医・指導医
熊本大学医学部医学科卒業。 熊本大学病院神経精神科、熊本医療センター精神科などの勤務を経て平成30年より上通りメンタルクリニック院長。 精神科専門医、精神保健指定医。 うつ病、不眠症、不安症、発達障害などを中心に治療経験

過去2週間の状態について回答

1.緊張感、不安感、または神経過敏を感じる
2.心配することを止められない、または心配をコントロールできない
3.いろいろなことを心配しすぎる
4.くつろぐことが難しい
5.じっとしていられないほど落ち着かない
6.いらいらしたり、怒りっぽくなる
7.何か恐ろしいことが起こるのではないかと恐怖を感じる
8.これらの問題によって、仕事や家事、人づきあいはどのくらい困難になりましたか
このチェッカーでわかること。不安障害(全般不安症)の傾向を、過去2週間の不安・心配のコントロールのしにくさからセルフチェックできます。国際的に使われているGAD-7に準拠した8問です。結果はあくまで目安で、診断を確定するものではありません。気になる状態が続く場合は、精神科・心療内科への相談が安心につながります。

不安障害とは(主な症状・代表的なタイプ)

不安障害は、不安や心配が過剰に強く、長く続き、仕事・家事・対人関係に支障が出ている状態の総称です。不安そのものは誰にでもある自然な反応ですが、「理由がはっきりしないのに心配が止まらない」「自分でコントロールできない」状態が続く場合は、医療の対象になります。

タイプ特徴
全般不安症仕事・健康・家族など、対象が次々に移り変わる心配が半年以上続く
パニック症突然の動悸・息苦しさ・強い恐怖の発作(パニック発作)を繰り返す
社交不安症人前で話す・見られる場面に強い恐怖を感じ、その状況を避ける

不安は気持ちの問題だけでなく、動悸・息苦しさ・肩こり・胃の不快感・眠りにくさといった身体症状として現れることも多く、内科を受診しても原因が見つからないことがあります。

不安障害の原因(性格の問題ではありません)

不安障害は「気の持ちよう」や「性格が弱いから」起こるものではありません。次のような複数の要因が重なって生じると考えられています。

  • 脳内の神経伝達物質(セロトニン・ノルアドレナリンなど)の働きの偏り
  • 強いストレスや環境の変化(転職・異動・家族の病気・経済的な不安など)
  • 睡眠不足・カフェインやアルコールの影響・ホルモンの変化などの身体的要因
  • 甲状腺機能の異常、貧血、不整脈など、不安に似た症状を起こす身体の病気
  • 身体の病気が背景にある場合もあるため、動悸や息苦しさが強いときは自己判断せず、医師の評価を受けることが大切です。

    このチェックの見方・受診の目安

    このチェックはGAD-7(Spitzer 2006)に準拠した8問で、Q1〜Q7の合計0〜21点から3段階で目安を表示します。0〜4点は該当が少ない状態、5〜9点は軽度、10点以上は医療機関への相談を検討する目安です(Q8は生活への影響を確認する設問で、合計点には含めません)。

    結果が「該当が少ない」でも、次のような状態が続く場合は相談する価値があります。

  • 心配や緊張で眠れない日が続いている
  • 動悸・息苦しさ・めまいなどの身体症状が繰り返し起きる
  • 不安のために外出や人に会うことを避けている
  • 仕事・家事・学業に支障が出ている
  • 不安障害は何科?精神科・心療内科の選び方

    診療科対象・特徴
    精神科不安・心配・恐怖などこころの症状全般を専門に扱う。不安障害の診断・治療の中心。
    心療内科動悸・息苦しさ・胃腸の不調など、ストレスによる身体症状が目立つ場合の相談先。
    内科甲状腺疾患・不整脈・貧血など、身体の病気が疑われる場合の鑑別に。

    どちらを選んでも対応は可能です。「受診するほどではないかもしれない」と迷う段階でも構いません。

    不安障害の治療(薬物療法・精神療法・セルフケア)

    治療は、不安をゼロにすることではなく、生活に支障が出ない状態に戻すことを目指します。

    ① 薬物療法

    SSRIなどの抗不安・抗うつ作用のある薬を用いることがあります。効果が安定するまでに数週間かかることが多く、種類や量は症状・体質によって異なります。自己判断での中止や増減は避け、医師の指示のもとで調整します。

    ② 精神療法

    認知行動療法などで、不安が強まる考え方のクセや、不安な場面を避ける行動パターンを整えていきます。

    ③ セルフケア・生活調整

  • 睡眠時間を確保し、就寝前のカフェイン・アルコールを控える
  • 呼吸をゆっくり整える練習(息を吐く時間を長くする)
  • 有酸素運動を短時間でも習慣にする
  • 心配ごとを書き出し、「今日できること」と「今は決められないこと」を分ける
  • セルフケアだけで改善しない場合や、症状が強い場合は、早めに医師へ相談してください。エニキュアでは初診からオンラインで相談でき、必要に応じて薬の処方にも対応しています。

    \ 他にはどんな心の病気があるの? /

    その他にも様々な精神疾患がありますが、代表的なものを掲載しております。今後アップデートしていきます。
    ※診断症状チェッカーはあくまで診断を確定するものではなく、入力された情報から関連する病気の情報を提供するサービスです。

    参考文献・出典

    設問の準拠尺度

    疾患に関する公的機関の情報

    このセルフチェックの結果は医学的な診断ではありません。受診の目安としてご利用ください。

    よくあるご質問
    不安障害の主な症状は?
    不安障害は、不安や心配が過剰に強く長く続き、自分ではコントロールしにくくなる状態です。緊張感や神経過敏、心配が止まらない、落ち着いていられない、いらいらしやすい、些細なことで怖くなるといった精神的な症状に加え、動悸・息苦しさ・めまい・肩こり・胃の不快感・眠りにくさなどの身体症状を伴うことも少なくありません。これらが2週間以上続き、仕事や家事、人づきあいに支障が出ている場合は注意が必要です。エニキュアでは初診からオンラインで医師に相談できます。
    不安障害はどのように診断されますか?
    医師による問診と、DSM-5などの診断基準に基づく評価で行われます。不安の内容・強さ・続いている期間・生活への支障を確認し、GAD-7などの自己評価尺度を補助的に用いることもあります。甲状腺機能の異常や不整脈、貧血など、不安に似た症状を起こす身体の病気との鑑別や、うつ病・パニック症・社交不安症など他の疾患との区別も重要なため、自己判断ではなく医師の評価が欠かせません。エニキュアではオンラインで問診・診断を受けられます。
    不安障害は何科に行けばいい?
    不安障害は精神科または心療内科で診断・治療を受けられます。不安や心配など気持ちの症状が中心なら精神科、動悸・息苦しさ・胃腸の不調といった身体症状が目立つ場合は心療内科が一つの目安ですが、どちらでも対応可能です。「受診するほどではないかもしれない」と迷う段階での相談でも問題ありません。エニキュアのオンライン診療なら、初診から自宅で受診でき、土日・夜間にも対応しています。
    不安障害は治りますか?
    不安障害は、適切な治療によって多くの方が生活に支障のない状態まで回復が見込める病気です。治療は環境調整とセルフケアを土台に、必要に応じてSSRIなどの薬物療法や認知行動療法を組み合わせます。良くなったり停滞したりを繰り返しながら改善していくのが一般的で、自己判断での服薬中断は再発の原因になります。不安を完全にゼロにするのではなく、不安とつき合いながら生活を取り戻すことが目標です。エニキュアではオンラインで継続的な治療を支援します。
    不安障害のセルフチェック項目は?
    このページのセルフチェックは、国際的に使われているGAD-7に準拠した8問です。過去2週間について、(1)緊張感・不安感・神経過敏、(2)心配を止められない、(3)いろいろなことを心配しすぎる、(4)くつろぐことが難しい、(5)じっとしていられない、(6)いらいらする、(7)恐ろしいことが起こる気がする——の7項目を0〜3点で回答し、合計0〜21点で目安を表示します。最後の1問は生活への影響を確認する設問で、合計点には含めません。結果は診断ではなく目安です。
    不安障害とパニック障害の違いは?
    対象が次々に移り変わる心配が長く続くのが全般不安症で、突然の動悸・息苦しさ・強い恐怖の発作を繰り返すのがパニック症です。全般不安症は「常に何かを心配している」状態が長く続くのに対し、パニック症は発作が起きていないときは比較的落ち着いていることが多く、「また発作が起きるのでは」という予期不安が中心になります。両者は併存することもあり、区別には医師の評価が必要です。パニック症が気になる場合はパニック障害のセルフチェックもお試しください。
    不安が強いとき、市販のサプリや飲酒で対処してもいい?
    アルコールは一時的に不安を紛らわせても、睡眠の質を下げ、抜けるときにかえって不安や動悸を強めるため、対処法としては勧められません。カフェインの摂りすぎも不安や動悸を悪化させることがあります。サプリメントは不安障害の治療薬ではなく、効果や安全性が確認されているとは限りません。不安が続く場合は自己判断で対処せず、医師に相談してください。エニキュアのオンライン診療では、症状に応じた治療をご案内しています。